中国のトラックがロシア国内を自由に走行できる

2018年05月29日

エリナのささやき

26日(土)のプーチン・安倍会談で、9月のウラジオストク経済フォーラムでも会いましょう、と約束を交わしたようです。日ロ首脳の蜜月状態はありがたいことですが、複雑な国際関係の中では異色な感じ。▼今日の海外ビジネス情報は、中ロ間でトラックが相互乗り入れできることになる、という話題など。6月に越境交通協定が結ばれるようです。中ロ国境の町、綏芬河や琿春には追い風になりますね。▼鳥取砂丘へのアプローチの一つは、道路の上をリフトが通る珍体験。

海外ビジネス情報

◇中国のトラックがロシア国内を自由に走行できる

今夏、中ロ間のトラック輸送で重要な変化が待ち受けている。トラック運送業者は初めて、両国内で自由に貨物輸送ができる。これは貿易成長のための起爆剤になりうる一方、専門家は中国の侵攻を危惧している。

ロシアと中国は6月にも新しい政府間協定に署名し、それは運輸省が断言するように両国間のトラック貨物輸送を大きく変えるだろう。なぜなら、歴史上初めて中ロのトラック運送会社が両国内を自由に移動し、中ロ両国のあらゆるポイントで荷積みや荷卸しができるようになるからだ、と運輸省のプレス資料に記されている。

2016年に満洲里に約200回荷物を運んだGlobaltruck社の説明によると、現在、個々の運送会社のルートは事前に設定され、逸脱を想定していない。貨物は国境で手続きをしなければならないので、大部分の業務は国境地帯で行われる。物資を配置する倉庫の数には限りがあり、それらのすべてが貨物保管基準を満たし、必要な設備を備えているわけではない。

現行のルートでの運送許認可制度に代わり、新しいトラック輸送協定書の署名後には、中ロのあらゆる都市の間の貨物輸送、いわゆる「ドアツードア」が可能になるだろう。

5月18日に、大連(中ロ国境から1800キロ)からノボシビルスクへの試験的な貨物便がスタートした。青果物を積んだGlobaltruck社の冷蔵トラック2台と中国のトラック運送業者のトラック3台が走行する。これらのトラックは5月28日に荷卸し先に到着する。この便の目的は、新しい作業体制、「ドアツードア」配送のテスト、道路インフラ、通関・国境手続きの特徴、行政障壁の調査などだ。(Vzglyad 5月19日)

 

◇アムール州知事が新しいロシア極東開発大臣に

ロシアのメドベージェフ首相は、アレクサンドル・コズロフ氏のロシア連邦極東開発大臣就任を承認するようプーチン大統領に要請した。大統領は首相の提案を了承。関連する大統領令に署名した。

アレクサンドル・コズロフ氏は1981年1月2日、ユジノサハリンスク市に生まれた。2003年モスクワ市付属モスクワ企業活動アカデミー卒業(法学専攻)を卒業。法学士の資格を取得。2014年9月からアムール州ブラゴベシチェンスク市長、2015年3月からアムール州知事を務めた。既婚。娘が1人いる。(極東開発省HP 5月18日)