穆棱中欧班列が開通

2018年05月30日

エリナのささやき

世界中に広がっているセクハラ・スキャンダル。クラシック音楽界で真っ先にやり玉に上ってメトロポリタン歌劇場音楽監督を解任されたジェームス・レヴァイン氏が不当解雇だとして580万ドルを要求する訴訟を起こすと、歌劇場側もイメージを低下させたとして同じく580万ドルの損害賠償を請求し、互いに譲らず。日本ではハリルホジッチ前監督の1円訴訟、日大アメリカンフットボール部監督らの除名などありますが、どうなりますやら。▼きょうの日本海側のニュースは北海道から「サンクト市と交流、5年計画 モスクワ州とも協力、知事合意」(北海道新聞5月26日)。日本海の向こうのニュースは、おなじみ「中欧班列」の新たな路線の話題。▼こちらは嵐山あたりの車列。

海外ビジネス情報

◇穆棱中欧班列が開通

5月16日、黒龍江省牡丹江市穆棱(もくりょう)市の綏穆大連内陸港にロシアからの貨物列車がゆっくり入り、中欧班列が正式に開通した。

この列車はロシアのニジニ・ノヴゴロド州から発車し、満洲里を経て中国に入った。ユーラシア鉄道一万キロを19日かけて穆棱市綏穆大連港に到着し、積んでいたロシアの木材や板材を園区の企業に供給した後、園区で家具製品にして大連港を経て欧米に輸送する。現在は試運転の段階で毎月2便運行し、通常運行後は毎週2便となり、年間10万立方メートルの輸送量に達する見込みだ。

綏穆大連内陸港プロジェクトは2013年7月、大連港務グループが黒龍江省で開始した初めての内陸物流プロジェクトで、大連港グループと穆棱市が共同で3.6億元を投資し、穆棱経済開発区に内陸港、商品検査、鉄道、税関の機能が一体となった施設を建設し、穆棱市の100社以上の企業の製品の移出・輸出のボトルネックやシーズンオン・オフの問題だけでなく、黒龍江省東南部地域の製品の輸出・移出の難題を解決した。

2017年11月、大連港グループとロシア鉄道ニジニ・ノヴゴロド駅の間で協力枠組協定を締結し、ロシア・中国資本・北欧林業が結びついた。「穆満欧」越境班列が正式に開通したことにより、穆棱の木材産業が発展し、「穆棱製造」が世界に向けて進む力となり、穆棱は「一帯一路」建設と「中モロ経済回廊」開発の重要な戦略的結節点になるだろう。(黒龍江日報5月20日)