FESCOがロ極東経由の貨物輸送日数を短縮

2018年05月31日

エリナのささやき

女児殺害事件で、岡山県津山市で明らかになった犯人像と新潟市の犯人像が類似しているようで怖いですね。ごく普通の、すぐ隣にいるかもしれない青年。人が信じられなくなりませんように。▼今日の海外ビジネス情報は、釜山-モスクワ間の輸送を15日に短縮するプロジェクトの話題など。富山-モスクワ間を14日で、という約束が昨年7月にあった富山県では、本当にその約束が果たされるのか、近く検証実験をするとか。▼北海道からは「稚内の三セク サハリン航路、今季断念」(北海道新聞5月26日)というニュースが。19年前、稚内港からサハリンへ向かったところ(↓)。

海外ビジネス情報

◇FESCOがロ極東経由の貨物輸送日数を短縮

ロシアの物流大手FESCOが「釜山-モスクワ15日」プロジェクトを始動させる。これにより、ロシア極東経由でアジアからロシアへの貨物輸送日数が短縮されると、FESCO広報室は伝えている。

この輸送日数短縮プロジェクトは6月1日にスタートし、サービスは顧客にとってリーズナブルなものになる。4月、試験輸送が順調に終わった。サムスンの家電製品を積んだ40フィートコンテナが釜山からモスクワまで15日で運ばれた。ちなみに、このルートの平均輸送日数は21~23日だ。

FESCO側の説明によると、プロジェクト「釜山-モスクワ15日」の始動は、アジア太平洋地域の港湾から極東経由でロシアへの定期急行貨物輸送網の整備を目指す構想の一角を成す。このプロジェクトの最初のサービスは「上海-モスクワ20日」で、2017年1月に始まった。現在すでに、この方面の貨物の40%が20日以内、30%は顧客側の通関手続きのスピードに応じて21~25日で輸送されている。FESCOは2018年4月、日本の港湾からモスクワへより速く定期的にコンテナで貨物を運ぶ、「速い道」サービスの開始を発表。日本からモスクワへの輸送日数は、積出港に応じて短縮される。例えば、富山港からモスクワの場合は15日になる。(極東開発省5月21日)

 

◇新極東開発大臣は社会部門の強化を重視

アレクサンドル・コズロフ極東開発大臣が、ロシア極東開発省の活動方針について語った。大臣は投資のみならず、社会面にも重点を置く。

「私は高い信頼に感謝している。そして極東開発省に課せられたあらゆる責任を理解している。ロシア極東は21世紀の優先事項だ。プーチン大統領はこのことをはっきりと指摘した。ロシア極東は現在、遠くの土地という意味ではなく、雄図(雄大な計画)とみなされている。それは新しい成長点であり、新しい連携分野だ。それは投資プロジェクトであり、新しい企業の建設、雇用の拡大、生活水準と人口の上昇だ。それらすべてが発展の主要方針だ。極東出身者として、ロシア極東は特別な地域だと言いたい」とコズロフ大臣は述べた。

社会部門の重要性は、ユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表も、何度も指摘してきた。

「人々の暮らしがよくなり、隣に工場が建ったということが減るようにしたい。人々には、快適な住環境が必要だ。子供たちを連れていく病院があり、学校や幼稚園に子供を贈るために、整った道路がある。これらすべてに我々は取り組んでいく。しかし、経済から始めることが常に必要だ。まず金の稼ぎ方を覚え、それからそれを社会部門に使うことが必要だ。ただし、こうこれ以上先延ばしにはできない」と副首相は指摘した。(極東開発省HP 5月21日)