内モンゴル自治区-東北間 初の高速鉄道のレール敷設完成

2018年06月01日

エリナのささやき

 

きょうから6月。5月最後の昨日はERINAの理事会。事業報告、決算報告などが承認されました。終わった後の懇談会はロシアの話で盛り上がりましたが、サッカーW杯の話は出ませんでしたね。そのW杯、ロシア各地で14日から。きのう日本代表が発表され、エリナちゃんの中でようやく、このイベントに注意が向くようになってきました。監督交代があり、1つでもかてるのかどうか…。▼今日の日本海側のニュースは、「大連で県観光セミナー 秋田アピール、中国から誘客」(秋田魁新報5月26日)。海外ビジネス情報は、中国の高速鉄道が内モンゴルにも延びてきた話題。こんな雰囲気(↓)がなつかしい。20年前の黒龍江省で。

 

海外ビジネス情報

◇内モンゴル自治区-東北間 初の高速鉄道のレール敷設完成

5月22日、中国鉄道総公司第14局のCPG500型レール敷設機が500メートル長の最後のレールを敷設したことで、内モンゴル自治区と東北地域をつなぐ初の高速鉄道(遼寧・新民北駅-内モンゴル・通遼駅)全線のレール敷設工事が完成し、建設中の京瀋(北京-瀋陽)高速鉄道と正式につながった。

新民北-通遼間の高速鉄道(新通高速鉄道)は京瀋高速鉄道の新民北駅から、遼寧省阜新市彰武県、内モンゴル自治区通遼市ホルチン左翼後旗甘旗卡鎮を経由し、終点の通遼駅に至る197kmで、設計時速は250km。

新通高速鉄道は国家中長期鉄道網計画に盛り込まれた「八横八縦」高速鉄道網の一部で、建設中の京瀋高速鉄道とつながり、東北地域ひいては全国の高速鉄道網に組み込まれる。全線の開通は、通遼から瀋陽までの所要時間を現在の約5時間から約1.5時間に、通遼から北京までの所要時間を現在の約14時間から約3.5時間に短縮し、内モンゴル自治区東部の経済発展に重要な役割を果たす。(内モンゴル日報5月23日)