ルースキー島にロシアのアルミ大手が移転か

2018年06月12日

エリナのささやき

アメリカのテレビ映画ならいざ知らず、日本でも警官が悪事を働くことが多くなっているように思いませんか。今度は覚せい剤の使用。他方、新潟市西区の通勤路では、子どもたちの通学路の所々にまだ警官が見守っている様子。新幹線車中での事件といい、落ち着かない世の中です。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方ルースキー島(↓)がオフショア活動の場になりそう、という話題など。軍事施設の島、リゾート開発の島、コンベンション会場の島、大学の島、そして今度はオフショアの島。ルースキー島はいろいろな顔がありますね。

海外ビジネス情報

◇ルースキー島にロシアのアルミ大手が移転か

非公式情報によると、ロシアのアルミニウム大手「ルサール」が、国外からルースキー島(沿海地方)とオクチャブリスキー島(カリーニングラード州)に造成される「特別行政区」の一つに移転する可能性を検討しているという。法律専門家らは深刻な障害はないとみているが、ルサールに対するロシア連邦政府の監督が厳しくなるというリスクを指摘する。ルサールがアメリカの制裁から除外されなければ、同社のトレーダーも特別行政区に移転させることになる、とアナリストらは話している。

ロシアの大手持株会社がルースキー島とオクチャブリスキー島に造成されることになっている特別行政区への移転に率直な関心を示していることを、マクシム・オレシキン経済発展大臣が1日に述べた。オレシキン大臣によれば、大手持株会社が国外から深刻な損失なく移転できるよう、経済発展省は特別行政区関連法案について市場参加者と協議しており、第2読会に向けて細部を検討している。その少しあとで、情報通信各社は政府の情報筋の談話として、「協議の対象はルサール」と報じた。

USルサールはジャージー島に登記され、キプロスでは税法上居住法人だ。ルサールの筆頭株主のオレグ・デリパスカ氏は4月6日、ルサールやEn+グループ(ルサールの株式48.13%を保有し同社を監督)等の主要資産と共に、アメリカの制裁対象となった。ブラックリストには、パートナーらとルサールの26.5%(さらにグレンコアの8.74%も)を保有するビクトル・べクセルベルク氏も入った。

ロシアのオフショア造成の動きはこの春に活発化した。5月16日には、メドベージェフ首相がルースキー島とオクチャブリスキー島に特殊行政区をつくることを明言した。オレシキン大臣はそれが年内に行われることを確認した。(コメルサント・デイリー6月4日)

 

◇モンゴル・オーストリア協力評議会が設立

恒例のモンゴル・オーストリア・ビジネスフォーラムで、モンゴル・オーストリア協力評議会が設立された。目的は両国の貿易・ビジネス関係の拡大だ。

フォーラムにはモンゴル商工会議所のオユンチメグ会頭、オーストリアのマルティン・グラッツ中モ担当領事、フリードリヒ・シュティフト在モンゴル大使も出席した。

オユンチメグ会頭は、ビジネス交流の深化によるインフラ整備、保健医療、貿易、教育、観光の分野での両国の連携の強化を確信していると述べた。同会頭によれば、オーストリア大使がモンゴル商議所に付属して設立されたモンゴル・オーストリア協力評議会の会長を務める。(MONTSAME 6月4日)