「中国物語・吉林之声」ロシア極東地域版、まもなく放送開始

2018年06月14日

エリナのささやき

この季節、万代島には日本各地からイカ釣り漁船が集まっています。イカの水揚げ量は近年、年を経るごとに減っていて、平成元年には73万トンだったものが、平成25年には23万トン、昨年は11万トンまで落ち込みました。イカ好きのエリナちゃんも気分が落ち込んでしまいます。▼今日の海外ビジネス情報は、ウラジオストクで吉林省のPRラジオ番組が放送される話題など。▼ザルビノ沖でイカ釣りに興じた25年前頃の怪しい映像。

海外ビジネス情報

◇「中国物語・吉林之声」ロシア極東地域版、まもなく放送開始

6月1日、吉林省人民放送局とロシア・ウラジオストク放送局が協力して作成した対外宣伝番組「中国物語・吉林之声」(ロシア極東地域版)に関する放送協定が上海協力機構の第1回メディアサミットで締結された。協定によると、ウラジオストク放送局はラジオ番組「中国物語・吉林之声」を週1回放送し、番組は吉林人民放送局とウラジオストクFMが共同制作する。これは吉林省がロシア極東地域の主要メディアで地元の魅力を発信する空白を埋め、ロシア極東地域向けの中国対外広報の重要なプラットフォームになる。

「中国物語・吉林之声」(ロシア極東地域版)は吉林人民放送局がASEAN、モンゴル、トルコなどの国との協力に続いて制作される新たな対外広報番組だ。番組は「生中継と録画放送」を組み合わせ、「遊在中国」(中国観光)、「多彩中国」、「中国故事」(中国物語)、「音楽中国」、「跟我学漢語」(中国語学習)の5つのユニットが楽しめる。(吉林日報6月5日)

 

◇日本企業がモンゴルの仮想通貨市場に参入

日本企業がモンゴルで仮想通貨マイニングに参入し、仮想通貨交換プラットフォームを準備している。

日本企業2社が仮想通貨事業の拡大を発表した。仮想通貨のウォレットアプリを手掛けるGinco(ギンコ)はそのためのベースを構築した。一方、SBIホールディングス(株)は待望の独自の仮想通貨交換用プラットフォームを発表した。マスコミの報道によると、電気代が安いので、モンゴルで仮想通貨のマイニングにかかるコストは日本の半分だという。(Asia Russia Daily 6月5日)