吉林省政府とロシア沿海地方政府がワーキング会議開催
2018年06月26日
エリナのささやき
かつてERINAで一緒に仕事したAさんが柏崎市からフラッと訪ねていらっしゃいました。2015年に柏崎市文化会館アンフォーレであったクリスチャン・ツィメルマンのリサイタルでお会いして以来。その後、ツィメルマンがアンフォーレで録音し、レコードアカデミー賞を受賞したCDの話などで盛り上がりました。▼「CDのブックレットに“その時、柏崎は3メートルの大雪だったけれど柏崎のスタッフがとても助けてくれた”などと書いてあるけれど、そんなに積もるわけないよね」とか…。ともあれ、こだわりのツィメルマンさんお気に入りの会場の一つになったことには違いありません。▼今日の海外ビジネス情報は、中国吉林省とロシア沿海地方との協力会議の話題など。
海外ビジネス情報
◇吉林省政府とロシア沿海地方政府がワーキング会議開催
6月14日、吉林省政府とロシア沿海地方政府のワーキング会議が長春で開催され、吉林省の景俊海党委員会副書記・省長と沿海地方のアンドレイ・タラセンコ知事代行が出席した。
景俊海省長は、「中ロ両国は全面的戦略協力パートナーシップを成熟かつ安定したものにしている。吉林省は長年にわたって沿海地方との交流・協力を各分野で拡大しつつあり、実りある成果を収めた。今年は中国の改革開放40周年だ。吉林省は「一帯一路」構想のもとに北に向けた重要な開放窓口として、北東アジアの地理的・幾何的な中心という優位に立脚し、開放と発展の水準をさらに向上させ、開放型の新しい経済システムを構築する。沿海地方との実務的な協力を強化し、協力方式を刷新し、友好交流を促進し、経済貿易・互連互通・文化観光・人材交流などの分野で協力し、互恵とウィンウィン関係を推進し、新たな突破を成し遂げるよう願っている」と述べた。
タラセンコ知事代行は、「吉林省と経済貿易・農業・エネルギー・教育文化・氷雪産業などの分野における協力を強化し、互連互通の建設を共に推進し、双方がより多くの成果を収めることを期待している」と述べた。
双方は、新しい国境協力プラットホームの構築などについて積極的な合意に至った。沿海地方のコンスタンチン・ボグダネンコ副知事代行、金育輝副省長、彭永林省政府秘書長および関係する省直轄部門の責任者が会議に参加した。(吉林日報6月15日)
◇オルホン県がハンガリーへの食肉輸出を提案
オルホン県のバトジャルガル副知事とソヨルチフー知事室長は13日、ミハイル・ガロシファイ駐モンゴル・ハンガリー大使と会談した。
この会談でバトジャルガル副知事は皮革加工、合弁工場の設立、ハンガリーへの食肉・肉製品輸出の分野での協力を提案した。一方、大使は「ハンガリーでは農業部門が高度に発展しているので、食肉加工、機械・設備供給、新技術の導入・活用の分野での協力が可能だ。さらに、学生交換プログラム、学士・修士・博士課程プログラムに約100人を受け入れることができる」と述べた。
オルホン県とハンガリーのセーケシュフェヘールヴァール市は経済、保健・医療、観光業での「パートナー都市協力覚書」を2008年に締結している。(MONTSAME 6月15日)