中国企業がハバ地方の農業クラスターに1億2000万ドルを投資
2018年07月23日
エリナのささやき
先週来の猛暑で遅きに失した感がありますが、エリナちゃんの住む辺りの学校は夏休みに入ったようです。海の季節だなぁ。体調がすぐれないエリナちゃんには、泳ぎはちょっと難しいけれど。▼29日(日)からは、3年に1度の「大地の芸術祭」。いつも大量に汗をかきながら越後妻有を歩いてきました。今年はどうしようか。▼今日の海外ビジネス情報は、ハバロフスク地方の農業クラスターに中国企業が投資する話題。越後妻有の農業といえば棚田でのコメ作りを思い起こしますが、ソバ作りも盛ん。
海外ビジネス情報
◇中国企業がハバ地方の農業クラスターに1億2000万ドルを投資
中国のDongjin Groupが、複合輸送回廊「極東1」(ハバロフスクから中国・黒龍江省へ)とハバロフスク地方内の農業クラスターの整備プロジェクトに1億2000万ドルを投資する。
極東開発省広報室の発表によると、見本市「Innoprom」でDongjin Groupと極東投資誘致輸出支援エージェンシー、地方農業基金(ハバロフスク地方)がプロジェクトの共同実施に関する協定書に署名した。このプロジェクトの枠内で、年間40万トンの農産品の積替えを目的とした専用海港のハバロフスク地方内での建設、農作物の栽培を目的とした農業用土地1万ヘクタールの確保、同時期に100万トンの農産品を貯蔵するための大規模農業用インフラの整備が予定されている。このプロジェクトは「ハバロフスク」先行経済発展区内で実施される。
Dongjin Groupは既に、ハバロフスク地方で農作物の栽培に従事しており、穀類や油料作物を栽培している。植え付けの総面積は3万ヘクタールほどで、事実上の投資金額は3000万ドルであることが、広報資料に記されている。
極東開発省は、輸送回廊「極東1」の枠内での工事が年内に着工する予定だということを確認した。地方農業基金はハバロフスク地方の大規模農業の拡大を目指する投資プロジェクトを支援している。(インターファクス7月11日)