FESCOとヒュンダイが釜山-サンクト間コンテナ定期ルートを開設
2018年08月28日
エリナのささやき
今頃の季節にドライブしていると決まって、「夏をあきらめて」の音楽が頭の中でリフレインしてしまいます。新潟の場合、ぼんやり寝ているのは江の島ではなく佐渡島ですが、それも素敵ですよ、桑田さん。▼そういえば、桑田佳祐さんの音楽は『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマに使われるなど、どこか、まる子ちゃんの気持ちと通じるところがあったような気がします。さくらももこさん、空の向こうでニコニコしていてくださいね。▼今日の海外ビジネス情報は、釜山-ウラジオストク-サンクトペテルブルクの定期コンテナルート開設の話題など。
海外ビジネス情報
◇FESCOとヒュンダイが釜山-サンクト間コンテナ定期ルートを開設
FESCOと韓国の物流業者Hundai Glovisが14日、(株)ウラジオストク商業港(VMTP、ウラジオストク港の大手船内荷役会社)経由で釜山港からサンクトペテルブルクへの共同定期コンテナルートを開設した。
「新ルートによって、目下、スエズ運河経由でロシアを迂回するルートを動いている貨物の一部をロシア連邦に方向転換し、さらに韓国からロシア極東経由で欧州へ向かうトランジット輸送の拡大が確保される」と、VMTPの広報資料に記されている。
VMTPはFESCOの系列会社。港の年間の貨物取扱能力は390万トン(一般貨物と石油製品)、自動車および車両15万台、コンテナ60万TEUに及ぶ。現在、VMTP経由で、ウラジオストクと世界8カ国、さらにロシア極東各地域を結ぶ15の外航・内航定期ルートが機能している。(インターファクス8月14日)
◇外資系大手コンサル会社がモンゴル市場に進出
モンゴル商工会議所が大手コンサルティングファームのマッキンゼーと8月20日から、合同プロジェクト「組織健康度指標(Organizational Health Index)」に取り組む。
このプロジェクトの実施によって、外国の大手企業にはモンゴルの企業への資本参加の可能性が生まれることをモンゴル商工会議所のサランダバー副会頭が述べた。同プロジェクトの枠内で、マッキンゼーはモンゴル企業10~15社と提携することになる。(MONTSAME 8月15日)