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魚を積んだ18年の北極海経由第1便、ロシア極東からアルハンゲリスクに到着

2018年09月06日

エリナのささやき

未明に起きた北海道の地震の被害が思いやられますが、このところ災害の無い日がない、というぐらい災害続きの日本列島です。“地震・雷・火事・おやじ”と言われますが、この“おやじ”は実は「大山風」(おおやまじ)という漢字らしい。いわば台風というわけで、納得できますが、いや、おかしな“親父”による災難だってずいぶんありそうな世の中でもあるかも。▼今日の海外ビジネス情報は、魚を運ぶ北極海航路の話題。▼北極圏ほど北ではないけれど、アラスカの海で見かけたコンテナ船は、船というより筏の雰囲気。

海外ビジネス情報

◇魚を積んだ18年の北極海経由第1便、ロシア極東からアルハンゲリスクに到着

ロシア極東から魚を積んだ2018年の第1便が28日、北極海航路でアルハンゲリスクに到着した。アルハンゲリスク州のイリーナ・バジャノワ農業・商務大臣がタス通信に伝えた。

「ドブロフロト社の船が3000トンの魚(カラフトマス、シロザケ、ベニザケ、イワナ)をアルハンゲリスクに届けた。これらの魚はすべて、ロシア中央連邦管区、主にモスクワ、サンクトペテルブルク、ロスフトフ・ナ・ドヌ、スタヴロポリ地方の消費者向けだが、アルハンゲリスク州の店頭にも並ぶ」とバジャノワ大臣は話した。

「プログレス」号のセルゲイ・ミロシニチェンコ船長がタス通信に語ったところによると、魚はカムチャツカで積み込まれた。行程は全部で2週間弱だった。「カムチャツカ西部で我々は自社の加工船から積み荷を受け、アナディリへの移動に4日かかり、そこで貨物の手続と北極海航路を通るための船の手続きを行った。アナディリからアルハンゲリスクまでの行程は11日だった」と船長は述べた。

アナディリからアルハンゲリスクまでの距離は約3300マイル。そのうち約600マイルは東シベリア海で、「プログレス」号は砕氷船「ヴァイガチ」号の先導を受けた。「これには約2日かかり、砕氷船がなければ危険だった」と船長は説明した。

アルハンゲリスク・トロール船団のアレクセイ・ザプラティン社長がタス通信に語ったところによると、北極海航路によるカムチャツカからの魚の輸送は、ウラジオストクからよりも速い。バジャノワ大臣によれば、ウラジオストクからロシア欧州部までの鉄道による魚の輸送には30~45日かかる。「鉄道貨車と違い、魚は船倉で摂氏マイナス20度で保存されていて、傷まないので、北極海航路による輸送は有利だ」と大臣は話した。

ザプラディン社長によれば、アルハンゲリスク港の荷卸しには5~6日ほどかかる。港はシーズン中、この種の船を常時受け入れることにしている。「漁港のインフラの稼働率は30%だ。我々は一度に5000トンを貯蔵することができる。我々はこの種の船を2週間毎に受け入れることができる。これは、北極海航路便の回転がこのようになるからであり、我々は、ロシア極東をアルハンゲリスクと結ぶ国内航路の整備を待っている」とザプラティン社長は述べた。

「ロシア連邦の漁業の発展戦略は、ロシア極東から中央連邦管区各地への魚の輸送量を、北極海航路を利用するなどして、2030年までに52万トン拡大することを想定している。我が州はこの課題の解決策を提示できる。海港アルハンゲリスクは、ロシア極東発のものも含め、貨物の積み替えに必要なインフラをすべて備えている。鉄道と自動車を使えば、アルハンゲリスクからモスクワあるいはサンクトペテルブルクまでどんな貨物も一昼夜で運ぶことができる」とアルハンゲリスク州のイーゴリ・オルロフ知事は話した。(タス通信8月28日)

◇盤錦港7月コンテナ取扱量が過去最高更新

関係筋によれば、盤錦港のコンテナ船荷役作業がピークを迎え、7月に寄港した貨物船は累計で49隻、取扱量は40147TEUを達成し、前年同期比80%増となり、月間コンテナ取扱量の最高記録を更新した。

盤錦港の国内貿易コンテナ航路はすでに12本に達した。その航路を大いに発展させるために、盤錦港は既存航路の運航頻度を高めたり、航路の輸送力を強化したりする方法を通して、航路の新しい構造を作り上げてきた。7月、盤錦から日照までのコンテナ輸送航路の運航が週1便から2便に増便されたことで、輸送量が倍増した。そのほか、盤錦港はコンテナ発展促進会、水・鉄複合一貫輸送促進会、船主座談会を通じて、より多くの取引先を盤錦港に誘致して業務協力を展開し、コンテナ業務の発展を加速させた。(遼寧日報8月28日)