フフホト、初の中欧班列開通

2018年09月14日

エリナのささやき

「大地の芸術祭」開催中の十日町市にある「笹山じょうもん館」には、縄文時代の住居を再現した施設があるのですが、初めて中に入ってみると、それがモンゴルのゲルとほぼ同規模で同じ雰囲気の住居であることにびっくりしました。この縄文文化を伝える場所で、モンゴルの馬頭琴やホーミーの音楽が響いたり、オーストラリアのアボリジニの音楽や踊りが繰り広げられたりしたら、時代や民族を超えた素晴らしいコラボレーションが生まれそう。そんなことを感じさせた今年の大地の芸術祭はあとわずか、17日(月)まで。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴルや内モンゴルのいまの話題から。

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◇フフホト、初の中欧班列開通

9月4日、フフホト・ホリンゲル新区の中欧班列が中国鉄道フフホト局集団有限公司の沙良物流園区から出発した。この中欧班列は41個のコンテナで編成され、総額約1000万元に相当する機械設備と自動車部品を載せ、臨策線を経て新疆のコルガス口岸から出国し、運行距離9000キロメートル余り、15日間をかけてカザフスタンなどの中央アジア諸国に到着し、海上輸送より20日間短縮できる。(内モンゴル日報9月5日)

 

◇10月1日から学校でのスマホの使用を制限

9月5日の閣議で、中等学校およびその他教育機関の所在区域でスマートフォンの使用を制限することが決まった。この政府決定は今年10月1日から施行される。

データによると、現在モンゴル国内の8~17歳の子供の71.8%が積極的に携帯電話を使っており、そのうちの54.6%がインターネットにアクセスしている。

研究者及び医療関係者は、12歳未満の子供にスマートフォンを使わせないよう勧めている。高周波の電磁波は子供の健康に悪影響を及ぼすためだ。(MONTSAME 9月5日)