2つの地域の知事選挙で野党系候補者が勝利

2018年10月03日

エリナのささやき

ERINAのイベントがひとまず終わった10月、新潟市では市長選挙に入ります(14日告示、28日投開票)。候補の顔ぶれは、いまのところ4人。その支持構図がはっきりしないのはともかく、政令指定都市になってからさっぱり意気が上がらない新潟市がどうすれば元気を取り戻していくのか、しっかり考えなくてはなりません。▼トンボが飛ぶ瞬間を偶然、パチリ(↓)。新潟市も、こんな風にうまくいくといいのですが。▼海外ビジネス情報は、ロシア各地の知事選挙の話題を今日と明日で。極東地方では、知事の顔ぶれが随分変わったようです。日本海側のニュースは、そんなロシアに向けた「ロシアコンテナ船、秋田寄港へ 定期航路の復活期待も」(秋田魁新報9月25日)という話題。

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◇2つの地域の知事選挙で野党系候補者が勝利

2地域の知事選挙決選投票の結果、暫定情報によると、LDPR(自由民主党)の候補者が優勢だ。ハバロフスク地方ではセルゲイ・フルガル氏、ウラジミル州ではウラジミル・シピャギン氏。選挙は競争選挙で、結果に疑わしい部分はないと、中央選挙管理委員会では発表された。勝利を逃した現職の知事たちも、市民の意思表明の結果を認めることを表明した。

ハバロフスク地方知事選挙ではLDPRのセルゲイ・フルガル氏が得票率69.57%で勝利。2009年から現職のビャチェスラフ・シポルト知事は27.97%だった。同時に、投票率は1回目(36.09%)よりも高い、47.49%だった。

知事選出の後、新しい地方政府が組織される。フルガル氏は、既に活動計画があると話しており、大幅な人事替えはなく、新内閣は知事就任式後2週間以内に明らかになると、約束した。セルゲイ・フルガル氏は24日のブリーフィングで、ハバロフスク地方の医療の拡充に重点が置かれることを約束した。

ウラジミル州の知事選挙では、州議会LDPR会派の指導者、ウラジミル・シピャギン氏が得票率57.03%で勝利。与党の推す現職のスベトラーナ・オルロワ知事は37.46%だった。決選投票の投票率は1回目32.96%、決選投票38.29%だった。同州社会院のナタリア・ユジナ議長は、決選投票の投票率が高かったことは選挙への信頼を占める良い数値だとコメントした。

2人の次期知事はLDPR党員で同い年(48歳)。フルガル氏は下院議員を複数期務めている。2005年にハバロフスク地方議会議員に当選、2007年にLDPRから下院議員に選出された。シピャギン氏はウラジミル州議会LDPR会派会長。2013年に州議会議員に選出され、農業政策・自然利用・環境委員会を率いた。

28日、ハバロフスク市でセルゲイ・フルガル氏の同地方知事就任式が行われ、この瞬間から同氏は知事の職務に就いた。(ロシースカヤ・ガゼータ9月24日、RIA 9月28日)

 

◇プーチン大統領が沿海地方知事を解任、後任は現サハリン州知事

プーチン大統領がサハリン州のオレグ・コジェミャコ知事を沿海地方の知事代行に任命した。大統領は、クレムリンでのコジェミャコ氏との実務会談の折にこのことを話した。「サハリン州の情勢は概ね良好で、ロシア連邦の極東ほか、多数の構成主体とは良い意味で異なっている」と大統領は指摘した。

コジェミャコ氏は複雑な政情の中、沿海地方を任された。沿海地方選挙管理委員会は先週、モスクワからの勧告を受けて、多数の違反を理由に同地方知事選挙の結果を取り消した。決選投票で勝利した当時のアンドレイ・タラセンコ知事代行は、プーチン大統領が昨年この職務に任命した。タラセンコ氏のライバルは共産党のアンドレイ・イシチェンコ氏で、開票率99%の時点までタラセンコ氏をリードしていた。最終的に、両候補の得票差はわずか7650票。タラセンコ候補の得票率は49.55%、イシチェンコ氏は48.06%だった。両候補は、選挙民を買収したとしてお互いを非難。やり直し選挙は年内に同地方で行われることになっている。

この会談でコジェミャコ氏は、沿海地方知事選挙への出馬の許可を大統領に求めた。大統領は「反対しない。どうぞ」と答えた。

コジェミャコ氏は4地域(沿海地方以外に、アムール州、サハリン州、既に存在しないコリャーク自治管区)を主導した初めての知事だ。彼は2015年、前任者、アレクサンドル・ホロシャビンの汚職による失脚を受け、サハリン州知事に任命された。(ベドモスチ9月26日)

 

◇サハリン州の知事職は当面は現州首相が代行

サハリン州知事の職責は、ベーラ・シチェルビナ州首相が代行することを、サハリン州政府がインターファクス極東に伝えた。

「今のところ、州知事の職務はシチェルビナ州首相が代行している」と広報担当者は話した。既に報じられたように、プーチン大統領は26日、オレグ・コジェミャコサハリン州知事を沿海地方の知事代行に任命した。

州選管委のマリーナ・アンドリヤノワ書記は27日、サハリン州知事の前倒し選挙の投票日が2019年9月8日に予定されていることを、「インターファクス極東」に伝えた。

なお、コジェミャコ沿海地方知事代行は、沿海地方知事選挙に無所属で出馬することを、27日、国営テレビ「ロシア24」のニュースで表明した。(インターファクス9月27日)