アムール川横断中ロ鉄橋の中国側が完成

2018年10月22日

エリナのささやき

目まいが治らないせいか、最近は朝の目覚めがどうもよくありません。けれど、新潟の朝はひんやり、身体が引き締まる季節になってきました。▼きのうは出前授業で、開港150周年の新潟港を含め北東アジア交流の過去・現在・未来をお話ししてきました。明治時代の北洋漁業、昭和の戦前の日満航路など、新潟港の150年は日本海を超える150年でもありました。▼今日の海外ビジネス情報は、中ロ国境のアムール川を越える鉄橋がいよいよ完成に近づいてきた話題など。橋が出来ると、国境検査(↓、20年も前の黒河ですが…)はどこでどうするのかなぁ。日本海側のニュースは「山形のSAKEに酔う旅 春節に合わせ香港にアピール」という話題。

海外ビジネス情報

◇アムール川横断中ロ鉄橋の中国側が完成

中国がアムール川横断鉄橋の担当部分を完成させたことを、国営「中国中央電視台」(CCTV)が報じた。

この橋はニジニレニンスコエ(ユダヤ自治州)と同江(黒龍江省)を結ぶ。橋は中ロ間の鉄橋の第一号となる。橋の開通は2019年に予定されており、ロシア部と中国部のドッキングはこの秋にも始まる。当初は、鉄橋は年内に開通するものと予想されていたが、さまざまな問題により作業が困難になっていた。

橋の全長は2209メートル、ロシア側は309メートルだ。橋の年間の貨物輸送力は約2100万トン。プロジェクト費用は約90億ルーブル。中国側との建設合意文書は2013年6月に署名された。資金はロシア極東発展基金(25%)、ロシア直接投資基金と中国投資公社(CIC)が設立したロ中基金(75%)が提供している。

橋の開通によって、ロシア極東と中国東北部の経済と通商の促進が可能になるとみられている。特に、橋の開通は双方の貨物輸送コストを下げる。さらに、「一帯一路」の構成要素の一つとなりうる。(ロシースカヤ・ガゼータ10月14日)

 

◇アジア熟議民主主義研究所設立へ

国内外の研究者、学術研究機関、大学、政府機関、NGOの幹部ら120名余りが出席した国際学術会議「アジアの熟議民主主義の経験」がウランバートル市で閉幕した。

「民主主義の質」、「アジアの熟議民主主義の経験」、「地方の予算編成における熟議民主主義の活用」と題した3つの全体会議のほか、「熟議民主主義と情報通信技術」と題した分科会が行われた。会議では、アメリカ、日本、韓国、中国の代表者が具体的なテーマに沿って報告をするなど、15件のプレゼンテーションと協議が行われた。

モンゴルのザンダンシャタル内閣官房長官は、会議の順調な閉幕を強調し、「会議の成功の一つが、モンゴル国立大学と経営アカデミーに附属するアジア熟議民主主義研究所の設立の決定だ」と述べた。会議に出席した各県議会、ウランバートル市議会の議長たちは、国内外の地方予算編成時の熟議民主主義の経験について学んだ。会議は内閣官房とモンゴル国立大学が主催した。(MONTSAME 10月15日)