ロ極東の首都移転の経済的根拠を12月までにまとめるよう副首相が命令

2018年10月29日

エリナのささやき

11月17日に日任期満了する新潟市の新市長に中原八一氏に決まりました。4候補の激戦と言われ、最近にない高投票率と伝えられていますが、それでも50%に届かず(49.83%)。これじゃ「新潟は元気がない」と言われるのも仕方ないですね。▼先週末は金沢、富山を訪れました。金沢市内は新幹線の影響か、インバウンド観光の影響か、ホテル代が高騰していたので富山泊に。富山中心商店街の起爆剤になるか、コンテナを利用したバル街「AMAYOT」横丁(TOYAMAの倒語)、営業前の風景(↓)。とはいえ、これも仕掛け人は東京の業者とか。▼今日の日本海側のニュースも海外ビジネス情報も、街の元気な話題。鳥取からは「米子-香港便、増便へ 実績堅調、12月から週3往復」(山陰中央新報10月24日)。ロシアからはウラジオの極東首都化にむけての動向。

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◇ロ極東の首都移転の経済的根拠を12月までにまとめるよう副首相が命令

ロシアのユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は、ロシア極東の「首都」のウラジオストク市への移転に関する報告書を12月1日までに国の指導部に対してまとめるよう、極東開発省と全権代表部に指示した。

「大統領に宛てて報告書を作成しなければならない。それをまとめるのは、極東開発省と全権代表部だ。12月1日までに、F/S、データ、コスト、首都移転が地域発展の強力なファクターになれるようなメリットを盛り込んだ完全な報告書が出来上がっていなければならない」とトルトネフ副首相は18日、ロシア極東の主都のウラジオストクへの移転に関する会議で述べた。

既に報じられたように、沿海地方のオレグ・コジェミャコ知事代行が10月の初めに、ロシア極東の首都をハバロフスクからウラジオストクに移す必要があると表明した。コジェミャコ代行によれば、一連の要素がこの首都移転構想の有利を物語っている。例えば、ウラジオストクでは、各国の首脳が出席する東方経済フォーラムが開催されている。さらに、現在ロシア極東全体の発展のメインドライバーとなっているプロジェクトは、ウラジオストクでスタートしたものだと知事代行は指摘した。

コジェミャコ知事代行はのちに、ハバロフスク市からウラジオストク市への極東連邦管区の首都移転の発議にロシア連邦大統領府も賛同した、と述べた。(インターファクス10月18日)