ロ極東二国間協力プログラムの策定をロシアが日本に提案

2018年11月06日

エリナのささやき

「協力」にもいろいろあって、国際協力もあれば、隣同士で力を合わせて除雪したりすることもあります。先日、金沢市で参加したイベントは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。直訳すれば「暗闇の中の対話」。一寸先も見えない真っ暗闇に入った10人の参加者が、視覚障がい者のアテンドによって場所を移動したり、ボールを投げ合ったりしながら、コミュニケーションしていきます。頼りになるのは、互いに掛け合う声と、手の触れ合い。人は一人では生きられないことを。▼イベントの風景は撮れるわけありませんね。その受付にて。▼今日の海外ビジネス情報日ロ協力の話題から。

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◇ロ極東二国間協力プログラムの策定をロシアが日本に提案

ロシア側はロシア極東での日ロの貿易経済・投資協力プログラムを策定することを提案した。ロシアのユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が世耕弘成ロシア経済分野協力担当大臣との会談を総括して、このように述べた。

今年9月の第4回東方経済フォーラムに中ロ首脳の臨席のもと、アレクサンドル・コズロフ極東開発大臣と中国の鍾山商務部長が「ロシア極東における中ロ貿易経済・投資協力強化プログラム(2018~2024年)に関する相互理解」の覚書に署名した。このプログラムでは優先的協力部門・協力プロジェクトが特定され、関連省庁に具体的な課題が設定されている。ロシア側は、日本側ともこのようなプログラムを締結することを提案している。トルトネフ副首相によれば、その中に二国間協力にとって有意義なプロジェクトが盛り込まれ、双方からのそれらの支援方策が設定されることが重要だという。

「共同プログラムを策定して第5回東方経済フォーラムに起案し署名することが提案された。我らが日本の同僚たちは目下、(検討するための)タイムアウトを取った」とトルトネフ副首相は述べた。

さらに日本側には、ロシア極東ビジネスPRキャンペーンを日本で実施することも提案された。「ロシア極東の投資環境は直近の5年間で変化した。30件以上の連邦法と150件余りのロシア連邦政府の法令が採択された。しかし、多くの投資家がこの新しいチャンスについて知らないのだ。世耕大臣はこの提案に賛同してくれた」とトルトネフ副首相は語った。

トルトネフ副首相は現在、日本を実務訪問中。訪問初日には、国際協力銀行(JBIC)の前田匡史副総裁、東京製綱(株)の佐藤和規専務取締役と面談。さらに東京では極東連邦大学の東海大学オフィスの開所式が挙行された。(極東開発省HP 10月29日)