欧州にモンゴルのニット製品ショップが開店

2018年11月07日

エリナのささやき

先週、ヴェネツィアにアックアアルタをもたらした暴風雨はその後、ドロミテの山々を襲い、名器ストラディバリウスを生んだヴァイオリンの材料となるトウヒの木々をなぎ倒し、地元では、元の森に戻るには「200年かかる」と言われているとか。心配になって、昨年お世話になったファームステイの宿にメールしたところ、「大丈夫、ありがとう」という返信が来て、ほっ。ドロミテはこれからスキーシーズン。アルペンスキーのワールドカップ開催など、世界のスキーヤーが集まって来るだけに、その他の施設も被害がなければいいのですが。▼今日の日本海側のニュースも観光関係で、「境港18年クルーズ船寄港 総乗客数6万1150人、過去2番目に」(山陰中央新報11月2日)。海外ビジネスニュースはモンゴルのニットショップがブタペストにオープンしたという話題。▼ドロミテの宿の辺りを散歩して雲が切れてきた頃(↓)。

海外ビジネス情報

◇欧州にモンゴルのニット製品ショップが開店

先週末、ヤクとラクダの毛の高級ニット製品で有名なモンゴルのブランド「BODIO’S」のショップが、ブダペストにオープンした。今後、ブダペスト市民と観光客はこのモンゴルのショップを訪れ、やわらかい極上のヤクの産毛から作るニットを買うことができる。

バヤラグ・ウズジー社は1991年、ヤクの飼育数が全国一のモンゴル南西部のバヤンホンゴル県に設立。同社は2003年からヤクとラクダの毛の一次加工と、「BODIO`S」というブランド名でニット製品の製造に従事している。

ブダペストの中心部にある新しいショップの開店式には駐ハンガリー・モンゴル大使などの来賓が出席した。

モンゴルはヤクを家畜とする数少ない国の一つだ。ヤクニットは、刈らずに梳きとったヤクの産毛から作られたものを指す。集められた原料はたくさんの太い毛を含んでいる。次の段階ではこのヤクの毛を加工し、太い毛を除き、産毛だけを残す。丁寧に処理するほど、完成品の品質も高くなる。

BODIO’Sの工場では、通常は2、3工程のところ、8つの行程で産毛を処理している。極細のカシミアを思わせる、非常に純度の高いヤクの産毛がとれる。原料をこのように処理する際、当初の量の半分以上の毛が廃棄されるため、原毛きちんと処理すればするほど、製品の価値と値段は上がる。(MONTSAME 10月29日)