中ロが国境地帯での農業振興プランに署名

2018年11月19日

エリナのささやき

共同宣言が出せなかったAPEC。「米中貿易戦争」という言葉が当たり前のように使われているけれど、「戦争」って、そんな簡単に使っていい言葉なのかなぁ。そんな米国に入りたいと、メキシコとの国境の壁際に押し寄せる中米人たちがニュースになっています。こちらは「マラス」というギャングと市民との生き残り戦争の様相。国に残ればギャングに狙われ、アメリカには壁に阻まれ。▼今日の海外ビジネス情報は、中ロ国境での農業協力の話題など。対米と対ロ、中国の市民感情はどうなのだろう。▼爪楊枝の1本1本に色づけして描いた散居村の風景。地元の中学生たちが1人500本を担当して制作したのだとか。

海外ビジネス情報

◇中ロが国境地帯での農業振興プランに署名

ロシアと中国が、ロシアの極東とバイカル地域、中国東北部の農業振興プランに署名した。この文書は、中ロ定期首相会談の結果、署名された。また、中ロ首相会談の結果にのっとり、サービス貿易分野での協力に関するロシア経済発展省と中国商務省の相互理解覚書も署名された。

さらに、共同文書13件のリストの中には、ロシア連邦税関庁と中国海関総署の間の、国際電力貿易の枠内で輸出される物品に対する税関手続きと通関の手順の改善に関する覚書が含まれている。ロシアと中国は、全球測位衛星システムの平和利用の分野での協力に係る政府間合意を締結した。ロシア連邦動植物衛生監督局と中国海関総署の間では、乳製品の輸出入時の動植物衛生規定、さらに冷凍鶏肉の輸出入に対する動物検疫の実施に関する覚書が署名された。ロシアと中国は、宇宙ゴミのモニタリングと集積データの応用の分野での協力に関するロスコスモスと中国国家航天局の覚書を締結した。

中ロ両首相はさらに、会談を総括する共同コミュニケに署名。両首相の臨席のもと、中ロ文化交流委員会、定期首相会談準備委員会、エネルギー協力委員会、投資協力委員会の議事録も署名された。(タス通信11月7日)

 

◇遼寧-中・東欧経済貿易協力マッチング会開催

11月7日、遼寧省政府が上海で「中国遼寧-中・東欧諸国経済貿易協力マッチング会」を開催した。今回のマッチング会は第1回中国国際輸入博覧会の関連行事であり、国際輸入博覧会で唯一、中・東欧16カ国を対象とする経済貿易促進活動でもある。

今年に入ってから、遼寧省は中・東欧諸国の地方政府との交流と協力を積極的に推進し、中・東欧諸国との協力を、全面的対外開放と「一帯一路」建設における最優先課題としており、先頃は第5回中国-中・東欧諸国地方省・州長連合会の中国側議長も引き受けた。

こうした背景があって、今回のマッチング会は国際輸入博に参加した大半の中・東欧諸国の関心を集めた。会議では、中・東欧諸国から中国駐在使節、政府官僚、企業代表ら60名余りが参加し、遼寧省商務庁、遼寧省国有資産委員会、省内各市の担当幹部、省轄の国有企業、国際輸入博遼寧省貿易代表団らと促進活動を行なった。また、双方は「一帯一路」建設、「16+1」経済・貿易示範区建設、貿易規模の拡大、遼寧自由貿易試験区および瀋陽・撫順新区建設などについて商談を行なった。

遼寧省の陳緑平副省長が会議に参加し、挨拶の言葉を述べた。(遼寧日報11月8日)