黒龍江省地級市の地表型飲料水水源地 92%環境改善完了

2018年12月04日

エリナのささやき

“おい、今年の流行語大賞が「そだねー」に決まったそうだよ”。“そだねー”。▼日本はやや平和ボケな感じですが、11月30日朝(現地時間)にマグニチュード(M)7.0の地震が起きたアンカレッジの人たちは、寒さと余震で不安な日々を過ごしているのでは、と思いきや、以前マタヌスカ氷河で出会ったNさんのブログによれば大丈夫、意外に元気な様子です。死傷者ゼロ、という奇跡的な大地震でした。太平洋プレートがアリューシャン海溝に沈み込んでいるこの辺りでは、1964年にM9.4の巨大地震が発生するなど、数多くの地震や地滑りを経験し、寒さで舗装が割れることもあるのでしょう、道路補修も日常的にやっています。▼今日の日本海側のニュースは「来年度週2往復 台湾チャーター便通年化」(秋田魁新報11月27日)。海外ビジネス情報は、黒龍江省の飲料水の水質改善に関する話題。▼アンカレッジから日帰りで行ける距離にあるマタヌスカ氷河ツアーは冬季休業中。来年のツアーは大丈夫かなぁ。ガイドのB君、元気かなぁ。

海外ビジネス情報

◇黒龍江省地級市の地表型飲料水水源地 92%環境改善完了

黒龍江省生態環境庁によれば、全国の集中型システムの飲料水水源地の環境保護プロジェクトの計画により、黒龍江省の108の地級市における地表型水源地の環境問題は国家や省のプランに沿って12月31日までに改善業務を完成させる必要がある。11月20日までに、黒龍江省では水源地100カ所の改善が完成し、達成率は92.6%で、中でも鶴崗、ハルビン両市の達成率は大幅に向上した。

黒龍江省の地級市の地表型飲料水水源地の改善箇所108の内、チチハル市の水源地改善箇所は11カ所あり、完了したのが6カ所、未達成が5カ所、54.55%の達成率で、全国の水源地環境問題改善の進展で下位から8番目となっている。そのほかハルビン市と鶏西市が未達成(松花江四方台、朱順屯水源地、興凱湖)だ。

地級市政府が確実に環境改善の責任を主体的に果たすよう促し、水源地の環境問題を速やかに解決するために、10月23日から11月1日まで、省の生態環境庁では4つのプロジェクトチームを組織し、各地の改善進展状況について全面的な調査を行うと同時に、進展が遅く改善が不徹底な場所については具体的な監督意見を提起している。(黒龍江日報11月23日)