SUMOTORIと中国の合弁会社が大型ダンプの製造を開始する

2018年12月06日

エリナのささやき

アンカレッジ市内で、地震のために壊れたミネソタドライブから空港へ入る立体交差点あたりの道路が早くも復旧したというニュースが流れています。復旧慣れしたアラスカの土木屋さん、冬場は仕事が少ないこともあるでしょうが、面目躍如といったところのようです。▼今日の海外ビジネス情報は、ウラジオストクで大型ダンプカーの組み立てラインが中国の第一汽車集団との合弁で稼働するなどの話題。ウラジオストクの道路も冬になると舗装が割れるせいか、毎年のように補修工事をしていますね。日本海側のニュースは「昨年の道内実習生失踪88人 低賃金、長時間労働で」(北海道新聞12月1日)。▼アンカレッジ空港から出たばかりの道路の感じ。

海外ビジネス情報

◇SUMOTORIと中国の合弁会社が大型ダンプの製造を開始する

ウラジオストク自由港に入居するYubo-SUMOTORI社が沿海地方での現地生産を拡張し、その目的で、ロシア極東仕様の大型ダンプカーの組み立てラインを稼働させる。同社ではすでに、試運転が終わっている。

沿海地方の企業グループSUMOTORIと中国のYubo-Automotive(中国第一汽車集団(FAW)ブランドのトラックの組立)の合弁会社Yubo-SUMOTORIでは、FAWの自動車を組み立てている。同社広報室の発表によると、アルチョム市の組立工場に、スタンダードタイプのボディをカスタマイズする新しいラインが設置された。製造時にボディにはヒーターが追加され、正確な接合と流体力学が重視されている。

この大型ダンプカーは建設現場や土木工事現場での運転しやすさを目指している。先行経済発展区(TOR)やウラジオストク自由貿易港の入居企業のプロジェクトの多くが工事段階にあるロシア極東では、このようなダンプカーが必要とされている。沿海地方ではこれらはズベズダ造船所、ウラジオストク-ナホトカ-ボストーチヌイ港線道路、石炭鉱業所「ルチェゴルスキー」と「ポルタフスキー」で使われている。大型ダンプカーには、シベリアやウラル地方、その他の国内の地域の大手企業も関心を持っている。(EastRussia 11月27日)

 

◇「長白山人参」グルメ普及大使選出の投票が盛況

第4回「長白山人参」グルメ大会の本選、すなわち「長白山人参」グルメ普及大使選出がネットでの投票段階に入った。11月23日から27日の24時まで、一般の人々は政府公式協力メディアの吉林日報「彩練新聞」に登録し、支援したい好きな料理人に投票して応援することができる。

「長白山人参」グルメ普及大使選出イベントは10月27日から始まり、国内外の人参業界関係者から広く注目され、世界各地の人参料理の達人が競技に参加した。組織委員会は100名あまりの候補者の資格審査を行い、その中から39名が投票による選抜の段階に入った。投票は11月23日24時から始まり、11月26日13時までに1万人余りが投票している。大会の組織委員会はネット投票と専門家の審査結果を総合して、「長白山人参」グルメ普及大使を10名選出する。

今年、「長白山人参」ブランドは初めて世界にグルメ普及大使を公募し、世界に人参の食文化を広めようとしている。応募者は「長白山人参」をメインにした料理を通して、多くの美食家に人参に親しんでもらい、ブランドを理解してもらいたいと抱負を語っている。12月7日には普及大使10名がアモイで「長白山人参」料理の決勝戦を行う予定で、その場で2018年の「長白山人参」グルメ特別金賞、金賞など各賞が選ばれる。(吉林日報11月27日)