中国政府系企業がモンゴルのエネルギー産業での協力に意欲
2018年12月14日
エリナのささやき
英国のEU離脱(Brexit)をめぐる混乱は収拾つきようがなく、欧州における英国の国威は地に落ちた感があるようです。このままいけば、無秩序な合意なき離脱になるか、英国内で野党プラス一部保守党による内閣不信任案と総選挙を経てBrexitをチャラにするか…。▼今日の日本海側のニュースは「博多港にクルーズターミナル新設 超大型船2隻同時着岸に対応」(西日本新聞12月7日)。開港150周年を迎える新潟は、いま政治全体の修復期間にある感じで、これほど大きな計画を立てられることがうらやましい。▼海外ビジネス情報は、モンゴルのエネルギー産業への中国企業の協力意向に関する話題。▼EUに加盟しつつも、通貨、司法、安保、市民権などでEUと一線を画しているデンマーク(↓、クロンボ―城の窓からスウェーデンを望む)。海洋王国というのはそのようなものなのでしょうか。
海外ビジネス情報
◇中国政府系企業がモンゴルのエネルギー産業での協力に意欲
鉱業・重工業省のナンジンドジャルガル次官は4日、中国政府系企業Inner Mongolia Energy Investment Groupの代表団と面会した。この面談で中国側は、投資方面、火力発電所建設や石炭輸出などのエネルギー分野での協力に意欲を示した。
ナンジンドジャルガル次官は、モンゴル政府が外国投資を支援していること指摘し、外国企業はモンゴルの法律の枠内で活動することができると中国側に伝えた。
Inner Mongolia Energy Investment Groupは中国内モンゴル自治区のエネルギー大手で、主に電力、鉱業、金融、機械製造の分野で活動している。(MONTSAME 12月6日)