黒龍江省、中国ハイエンド乳製品生産基地へ

2019年01月17日

エリナのささやき

キャッシュレス決済が瞬く間に広がっています。ちょっと前に「Person of Interest」といアメリカTV番組があって、今朝もAXNで再放送をやっていましたが、そこで描かれていたのは、すべての人間が巨大なAIに監視されている世界。今の世の中はもうそんな感じで、ちょっと怖い。▼昨年末、休暇に入った東京・丸の内でビル風を避けて入った某ビル内で見かけたTELECUBE(↓)。「内部にはテーブルとイス、Web会議が利用できるPCが設置されており、セキュリティが保たれた静かな環境で、電話やWeb会議などでのコミュニケーションが可能です」と言うけれど…。▼今日の海外ビジネス情報は、ほぼキャッシュレス社会の中国から乳製品生産基地や化学肥料農医薬業連盟の話題。日本海側にニュースは新潟から「県産米、中国輸出を再開 横浜で式典、コシ1トン上海へ」(新潟日報1月9日)と、いずれも農業関係です。

海外ビジネス情報

◇黒龍江省、中国ハイエンド乳製品生産基地へ

黒龍江省農業庁によると、黒龍江省の70%以上の乳製品が全国各地で販売されており、そのうちハイエンド乳製品の幼児用調整粉乳は国内市場の20%を占めている。蒙牛乳業、伊利乳業の「特侖蘇」や「金典」などをはじめとするハイエンド製品の30%、光明乳業のハイエンドヨーグルト「莫斯利安」の33%が黒龍江省省内で生産され、黒龍江省は全国ハイエンド乳製品の生産基地となっている。

乳業の振興発展は2018年黒龍江省畜産の主要事業だった。この1年、黒龍江省は生乳供給源基地の建設、乳業一体化発展、乳製品加工業、産業製品の品質・安全などをカバーする全産業チェーンの政策・施策を検討し、着実に実行した。100頭以上の乳牛を有する省内の乳牛養殖場は、平均単位生産量が100キログラム増え、8.1トンに達した。管理と生乳品質にすぐれた量産化養殖場は乳牛1頭あたりの所得が3000元に達し、年当初に比べて800~1000元増加した。

黒龍江省はすでに完達山、飛鶴、龍丹、紅星などの有名ブランドを独自で作り上げ、同時にネスレ、伊利、蒙牛、光明、貝因美を含む国際・国内大手企業を誘致し、大手が牽引する加工システムを構築した。現在、黒龍江省にある75社の乳製品加工企業は生乳を1日に2.1万トン加工できる能力を持っており、そのうち52社が一定規模以上企業(主要業務の年間売上高2000万元以上)となっている。(黒龍江日報1月7日)

 

◇東北3省化学肥料農薬業連盟が設立

吉林省化学肥料農薬工業協会、遼寧省農薬工業協会、遼寧省農薬発展・応用協会、黒龍江農薬・肥料産業技術刷新戦略連盟が協議し、東北3省化学肥料農薬業連盟の設立を提唱し、先頃、長春農業博物園で協定締結式典を行った。吉林省化学肥料農薬工業協会の劉恒柱理事長が連盟の理事長に選ばれた。任期は2年。

この連盟は中国初の3省協力同業連盟で、2020年までに化学肥料使用量の増加率をゼロにする目標を掲げ、東北3省の化学肥料農薬業の発展モデルを高速成長から品質、効果・利益の高い発展に切り替えることを促進する。設立後、連盟は企業間の見学、交流、視察を積極的に組織し、製品の研究開発、技術の応用、発展の理念などで相互学習を促進し、共に成長することを目指す。市場販売の面では、国際市場を積極的に開拓し、製品販売をめぐる諸問題を解決し、原料の集中仕入を行ない、生産コストを減らす。同時に、連盟は業界の発展にサービスを提供し、製品展示会と研究会を定期的に開催し、東北3省の同業専門家団体をつくり、企業を技術面からサポートする。(吉林日報1月8日)