沿海地方でごみ処理事業に注力

2019年02月06日

エリナのささやき

新潟市は昨年の大雪に比べると、ずいぶん雪の少ない冬を過ごしていますが、欧州では大雪に、豪州では猛暑に見舞われるなど、相変わらず異常気象が地球のあちこちで起こっているようです。先週の日露エネルギー・環境対話でも、気候変動への警鐘と、化石燃料の役割とがともに述べられ、会議運営側としても、どう折り合いをつけていくのかを議論していくことの難しさを感じます。▼今日の海外ビジネス情報は、沿海地方でもごみ処理事業が進みつつある話題。どのようなごみ処理システムになるのでしょうか。

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◇沿海地方でごみ処理事業に注力

新しいごみリサイクルシステムが沿海地方で効率的に稼働するために、沿海地方政府は2025年までに6つのごみ焼却場と4つの埋設処分場をダリネレチェンスク地区、カワレロボ地区、ミハイロフスキー地区、ポジャルスキー地に建設することにしている。既存のウラジオストク、ナホトカ、ウスリースクの市管区の埋設処分場は、整備改修される。

沿海地方では、ごみの無害化・一次処理・リサイクル・埋設処分の56の施設の建設、整備改修、設備更新の2019~2024年分の予備計画をまとめた。「ナデジディンスカヤ」先行経済発展区(TOR)では、ごみリサイクルのエコ工業団地の造成と19のごみの一次処理施設の建設を希望している。沿海地方政府広報室によれば、へき地に12の移動式ごみ中間処理プラントの設置が予定されている。これらは、近隣の埋め立て処分地まで80キロ以上離れている地域に置かれる。そこでは、ごみの無害化ステーション、重量チェックシステム、ごみの一時置場が整備される。

今年、16のごみリサイクル施設の設計費(1億2500万ルーブル)、12基の移動式ごみの無害化装置の購入・設置費(2億4000万ルーブル)、11の既存の埋設処分場の重量チェックシステムの装備費(2600万ルーブル)が沿海地方法予算に計上されている。オレグ・コジェミャコ知事の決定に従い、ウラジオストクのごみのリサイクルと中間処理費には沿海地方予算から8500万ルーブルが充てられる。ウラジオストクでは、ごみの一時置場の整備とごみ中間処理場の分別ラインの設備更新が予定されている。(EastRussia 1月30日)