中国とロシア極東を結ぶFESCOの航路にコンテナ船が1隻追加

2019年02月26日

エリナのささやき

「港」と言うと男の世界というイメージがありますが、土曜は二人の女性がにいがた湊を語る会があって、途中退席ながらMと一緒に出かけてきました。今年は新潟開港150周年ですが、一人目のSさんの話は「千四百年物語」。2500年ほど前から砂丘列が形成されてきて、647年(大化3年)にヤマト政権の北辺の砦・渟足柵(ぬたりのき、沼垂城)が造営されたあたりから、にいがた湊の話が始まります。水深が浅いながらも国際港を目指す運命を背負った新潟港の最近の150年は1400年のわずか10分の1。エリナちゃんの港とのお付き合いなんて、ほんの一瞬ですね。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシアの大手輸送グループFESCOが中国とロシア極東を結ぶ航路を充実化させている話題など。

海外ビジネス情報

◇中国とロシア極東を結ぶFESCOの航路にコンテナ船が1隻追加

貨物輸送大手のFESCOグループは中国とロシア極東を結ぶFESCO China Direct Line(FCDL)の定期便に新しい船を投入する。コンテナ輸送船FESCO Dalnegorskが2月14日、定期航路で運行を開始した。

この船はデッドウェイト約4万2000トン。可載容量3091TEU。一度に500個のリーファーコンテナを運ぶことができる。FESCO Dalnegorskは2017年にグループの持ち船となり、これまでは外部の代理店がチャーターしていた。2019年1月には、予定されていた船のメカニズムと設備の修理が行われた。

FCDLは中国とロシア極東の港の間の唯一のサービスで、「上海-モスクワ間20日間」高速貨物輸送サービスの海運を担っている。この航路では、コンテナ(一般貨物、危険物、冷蔵・冷凍貨物)の輸送、さらに大型貨物の輸送が行われている。FCDLは北ルートとメインルートの2本のルートで営業している。航路にもう一隻、大型コンテナ輸送船が投入されたことで、このルートで増加中の貨物のリズミカルな輸送が維持されるだろう。このサービスは6隻の船舶が使われており、中国から発送する場合のFCDLの総可載容量は週2200TEUとなっている。(FESCO 2月18日)

 

◇プロテインと動物性油脂の工場がオープン

食肉加工の廃棄物を処理し、プロテインと動物性油脂を製造する「プロテイン」工場がエメールトで操業を開始した。2月15日、稼働式典ではフレルスフ首相が新工場のスタッフを祝福し、「この工場は畜産業、農業の発展を約束し、国民に健全で安全な食品を供給し、食品輸出国になるという目標の達成に貢献するだろう」と述べた。

首相はさらに、政府は豊かさと新規雇用を創出する民間企業を応援し、協力していくとも述べた。(MONTSAME 2月18日)

 

◇綏芬河互市貿易区が好調なスタート 取引額、前年同期比65.7%増

綏芬河市互市貿易区(「互貿区」)管理局によれば、互貿区は好調なスタートを切り、今年1月の取引額は前年同期比65.70%増の6671.6万元を達成し、取引参加者数は1万5661人に上り、納税額は183.38万元となった。

取引額の大幅な上昇は、春節を迎える綏芬河市民および全国各地の消費者の強力な購買力と関わっている。春節の食卓に欠かせないタラバガニ、マガダンエビやロシアキャンディーなどをはじめ、国境を跨いだ互市貿易を通して輸入されたロシアの海産物、小麦粉、大豆油、飲料、キャンディー、チョコレートなどは消費者が最も好む「洋年貨」(洋風の正月用品)だ。

そのほか、中ロ国境付近に住む住民に恩恵を与えるために、互貿区はホッコクアカエビ(北国甘エビ)輸入費用を調整し、松の実の輸入を始め、互貿区の輸入量と取引量を大幅に向上させた。(黒龍江日報2月20日)