ロ朝が豆満江架橋事業について協議
2019年03月14日
エリナのささやき
入るのも大変なら出るのも大変。アメリカでは「裏口入学」疑惑で50人もの逮捕者が出た一方、イギリスではEUからの「無秩序な離脱」の可能性がますます強くなってきました。無秩序な離脱になると、経済的には他国との貿易協定が無くなってしまうわけで、その影響をイングランド銀行が昨年11月に予測していました。それによればGDPは8%減少、住宅価格は30%、商業不動産価格は48%それぞれ低下、ポンドは25%下落し、インフレ率は6.5%に加速-など。イギリスはどうなるのだろう。▼今日の海外ビジネス情報は、豆満江(図們江)にロ朝間の自動車橋が架かるかも、という話題。▼今回のパリはほぼ観光抜きのため、セーヌ川の写真が1枚もないことに気づきました。船バスに乗って、前を行く満員観光船にポン・ヌフあたりで追いつく感じなのは、前回のパリ写真から。
海外ビジネス情報
◇ロ朝が豆満江架橋事業について協議
豆満江を挟んで豆満江(北朝鮮)とハサン(ロシア沿海地方)を結ぶ自動車用橋梁建設の設計見積書の協議が近く予定されていることを、アレクサンドル・コズロフ極東・北極開発大臣が述べた。
6日、貿易経済・科学技術協力に係るロシア・北朝鮮政府間委員会の第9回会合がモスクワで開かれている。コズロフ大臣と北朝鮮の金英才(キム・ヨンジェ)対外経済相が共同議長を務めている。
コズロフ大臣によれば、少人数での協議の際、豆満江架橋も含め、協力に関する一連の重要な話題について詳しく、率直に金対外経済相と話をしたという。「北朝鮮側に約束した通り、我々はこのプロジェクトの予備技術調査を発注した。この結果の枠内で、これから設計見積りに関する問題を協議していく。それに続き、工事、工事の条件に関する問題の処理がある。政府間協定書の署名に係る問題は、現時点で我々の手元にはない数字も含むことになるだろう」とコズロフ大臣は述べた。
「これは非常に重要だ。我々には既に成功例があり、私は今日、その情報を北朝鮮側に伝えた。写真も提示した。そして、我々は基本的に合意した」と大臣は補足して述べた。(RIA通信3月6日)