錦州市「8+3」産業配置によりピンポイントで企業・資本誘致

2019年03月15日

エリナのささやき

NHK『ブラタモリ』を観た方はご存知の通り、19世紀後半、ナポレオン3世の下でスクラップ&ビルド的に道路配置を大幅に転換しながらパリの都市改造を実行したジョルジュ・オスマンは、パリを華の都に変えた一方、それまでのコミュニティを解体して味気ない近代都市にしてしまったという評価もあるようです。それまで下水道の無かった街は、窓から投げ捨てられる汚水が道路に降ってきて、人は建物の出入り口の窪みに避難し、汚水は道路中央の溝を流れたと言われます。▼その時できたレンヌ通の脇道での引っ越し風景。おなじみのバルコニーなどを見ると、オスマン時代の建物でしょうか。その窓はいま、汚水ではなく家具の出入り口です。▼今日の海外ビジネス情報は、遼寧省錦州市の産業配置の話題。

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◇錦州市「8+3」産業配置によりピンポイントで企業・資本誘致

※「8+3」とは新材料・ビッグデータ・バイオ製薬・太陽光発電・自動車および部品・海洋産業・現代農業・現代サービス業の8つの新興産業に従来の石油化学工業・鉄合金・農副産品加工の3産業を加えたもの(訳註)

3月4日、ファーウェイ遼寧大区(錦州)クラウドコンピューティングデータセンターで工事が完了し、作業員が最後の調整をしている。ファーウェイ集団による総投資額6億元のセンターの完成は、ビッグデータ時代における東北地域のデータ経済発展のための重要なインフラおよび鍵となるだろう。

このセンターは錦州市が誘致した重点プロジェクトの一つ。今年から3年連続で「プロジェクト建設年」活動を開始しており、錦州の全面的な振興、オールラウンドな振興のための有力な支えとなっている。

「プロジェクト建設年」の活動で、全市の「8+3」産業の配置により、現有企業の生産が効果を発揮し、技術改革を拡大させることを支援し、資金投下をたえず行うと同時に、ビジネスや産業チェーンに基づいた精密な専門化によりポイントをおさえた誘致を実施する。錦州港、錦州湾空港という戦略的な資源を利用して、「一帯一路」プロジェクト建設推進を加速させる。長江デルタ、珠江デルタ、京津冀地域、遼寧沿海都市と向き合い、相互に協力して発展させ、新旧のエネルギー転換をめぐる政府の一連の重点プロジェクトを重視する。蘇州との行政間協力を継続して推進し、協力メカニズムを整備し、重点的な分野での協力プロジェクトとプラットホームの建設を強化する。(遼寧日報3月6日)