五常市、加工餅肥で良質な有機米を栽培

2019年04月03日

エリナのささやき

今朝、久しぶりに新潟青陵大学前の道を通って出勤すると、早くも学生たちが通い始めていました。寒さがぶり返して桜の開花も遅くなりそうな感じですが、すがすがしく新鮮な気持ちになります。▼今日の日本海側のニュースは山形から「台湾定期チャーター平均搭乗率92.3% 本県滞在は2泊弱」(山形新聞3月27日)。海外ビジネス情報は、中国黒龍江省五常市での有機米栽培の話題。▼去年の田植え時期、「にいがた酒の陣」では味わえない銘酒専用の田植えが始まりそうなとき(↓)。

海外ビジネス情報

◇五常市、加工餅肥で良質な有機米を栽培

ここ数日、五常市沖河鎮興国村の御良田稲作農民専門合作社の社員(メンバー)が大豆餅肥(円盤状の油粕)植物性有機肥料の加工に明け暮れ、田植え前の準備を進めている。

この合作社は45世帯で構成され、2100畝の田を保有している。今年の有機「餅肥米」の栽培面積は1800畝に達する見込みだ。合作社は2015年から近代的な農業技術の導入と餅肥での栽培を試み、栽培用の肥料を化学肥料から農家の厩肥に、そして厩肥から現在の大豆餅肥植物性有機肥料に変えたことを通して、化学肥料と汚染をゼロにし、「餅肥米」の品質を大幅に向上した。また、栽培モデルと栽培用の肥料(粉砕された大豆粕が発酵した「餅肥」)を統一し、事前にビニールを張って田植えを始めるため、餅肥有機米は養分吸収時間が長くなり、栄養と品質が保証される。(黒龍江日報3月23日)