ウランバートルの断熱住宅建設にドイツの国際協力団体が協力

2019年04月10日

エリナのささやき

2024年から紙幣が変わることになりましたね。5千円札の津田梅子さんは、女性の起用ということで好意的に迎えられそうですが、1万円札の渋沢栄一さんは、韓国で反発されているようです。20世紀初めの韓国の第一銀行券に渋沢栄一さんが描かれたことから、日本の侵略を想起させるのでしょう。日韓関係は難しいですね。▼今日の海外ビジネス情報は、ウランバートルの断熱住宅にドイツが協力する話題など。新潟の春も寒いけれど、ウランバートルの夜はまだ氷点下。▼妙光寺の裏山には、ちょうど食べごろの物もたくさん生えていましたが、さすがに採るわけにはいきません。その後、スーパーで買っちゃいましたけれど。

海外ビジネス情報

◇ウランバートルの断熱住宅建設にドイツの国際協力団体が協力

ウランバートルのアマルサイハン市長は1日、建設部門エネルギー効率プロジェクトディレクターのデービッド・ハンコック氏を団長とするドイツ国際協力公社(GIZ)の代表団と面会した。この面談でハンコック氏は、ウランバートルでの断熱住宅建設と断熱材生産のために、GIZは具体的な気候条件に最もふさわしいテクノロジーの導入に注力する方針だと伝えた。

「現在、エネルギー効率技術を利用した建物と住宅の建設は我が国の首都にとって喫緊の問題の一つだ」とアマルサイハン市長は述べ、GIZのイニシアチブに賛同し、ウランバートル市として、市の喫緊の問題を解決するためにGIZと協力していく姿勢を明らかにした。(MONTSAME 4月2日)

 

◇瀋陽で工事の品質管理基準を明確化

4月1日、瀋陽市城郷建設局からの情報によれば、工事の品質の均質化と全体的な向上を進めていくため、瀋陽では今年から建設・施工・監理・計画設計・現場調査などの部署で品質の管理基準の明確化を全面的に進めている。

瀋陽では建築施工部署に向けて建物建築工事品質管理基準についての研修を行う予定。その内容は基礎工事、鉄筋工事、型枠工事、コンクリート工事、防水工事などの施工だ。建物建築工事では『建物建築工事施工現場品質基準化管理指南』(試行)が公布され、企業の日常的な品質管理や施工現場の品質・工程などを含む各工程の責任制度、業務の基準や作業の規定など品質管理の基準に沿ったやり方を確立していく。

現在、瀋陽市の一部の施工企業は、資料から実物まで、材料から作業プロセスまで、プロセスから検査まで、プロジェクトから企業まで、実施から評価までの管理制度を確立し、その他の企業が品質管理の基準にそってやっていく有益な手本と参考になっている。(遼寧日報4月2日)