中国企業がカムチャツカの水力発電所建設事業に参加の意志

2019年05月30日

エリナのささやき

80歳以上の4人に1人がクルマを運転している、という調査結果が内閣府から発表されました。田舎や郊外に住む老夫婦や一人暮らしの老人は、クルマがないと買い物や病院に行くのにも一苦労、タクシーも使ったりするのが今の公共交通の実態です。ネットショップができる80歳の高齢者も少ないでしょう。周囲の支え合いがあればいいのですが…。▼今日の日本海側のニュースは島根から「定員割れ続く浜田のリハビリカレッジ 中国人留学生を毎年受入れへ」(山陰中央新報5月24日)。海外ビジネス情報は、中国企業がカムチャツカの水力発電建設に参加する意向を示した話題など。▼2000年7月、カムチャツカにて(↓)。この年はプーチン大統領と同時期に平壌に滞在し、同時期にカムチャツカに滞在しました。プーチン氏は火山での夏スキーへ、エリナちゃんはワイルドな温泉(↓)へ。活火山による地熱発電も活発なカムチャツカです。

海外ビジネス情報

◇中国企業がカムチャツカの水力発電所建設事業に参加の意志

中国のHarbin ZhongJiGuoNeng Investment Corporationがカムチャツカのジュパノワ川のカスケード式水力発電所の建設に参加する方針を固めた。同社は2カ月中に工事契約書に署名する意向だ。

Harbin ZhongJiGuoNeng Investmentは元請となり、プロジェクトの推進に中国とロシアの企業を呼び込む方針だ。カムチャツカ開発公社広報室の発表によると、中国企業のプロジェクトへの参加はまだ確定事項ではない。関係各所との協議や地方および連邦当局、資源保護団体の参加交渉が残っている。双方とも、技術、経済、環境の観点からプロジェクトを検討しなければならない。

カスケード式ジュパノワ水力発電所は、水力発電所と、キロワット時の料金が高額のディーゼル式発電所に目下依存しているカムチャツカの市区町村への送電線の建設を前提としている。中国企業の参加が承認されれば、このプロジェクトはロシア極東で推進される外資参加の大型投資事業になるだろう。第1段階の実施だけで10億ドル以上が必要になる。(EastRussia 5月22日)

 

◇人民元現金のロシアへの「ドアツードア」調達規模拡大

5月21日、ハルビン銀行東寧支店とロシアのアジア太平洋銀行が協力し、人民元現金1500万元の東寧税関からロシア・ポルタフカ税関への輸送が完了した。これにより、黒龍江省からロシアへの人民元の越境陸路調達で「ドアツードア」方式の移動に関わる金融組織が増加し、サービスの方法や規模がさらに広がっていくことを示した。

金融分野が「一帯一路」建設を支えていくために、2018年に龍江銀行が初めてロシアへの人民元の陸路輸送を実施したことを受けて、人民元の越境調達規模が拡大してきた。現在までに、越境調達された人民元現金は6件で、計1.15億元となる。陸路での越境調達業務が普及し、人民元の「海外進出」の歩みはさらに早まった。

人民銀行は業務を推進していくなかで、省・市・県の三つのレベルで連携し、「中央銀行主導+政府推進+銀行実施」の越境調達モデルを確立した。これまで、ハルビン銀行は北京・香港・モスクワなどを経由した空輸での現金輸送を実施したが、時間とコストが高くついていた。東寧口岸を通じた「ドアツードア」方式の輸送はこれまでの「舎近求遠(わざわざ遠回りをする)状況を変え、調達効率を高め、コストを下げ、人民元がロシア極東地域での流通を拡大し、二国間の経済貿易の発展に活力を与える。(黒龍江日報5月22日)