ロスナノ系基金とロシアベンチャーカンパニーがクラウド型電話に投資

2019年06月14日

エリナのささやき

昨日は東京イイノホールへ。F20(Foundation Platform H20)と自然エネルギー財団の共催による「F20ハイレベルフォーラム」を聞いてきました。F20とは世界各地の慈善事業財団、財団法人を中心に、持続可能な開発に向けた協力を呼びかけ、G20諸国などの民間、経済界、金融界、シンクタンク、政府の架け橋を目指して活動している団体。この日は、脱炭素経済に移行するための投資の流れを作ることがテーマでした。F20は事前にG20首脳会合に向けて、G20のインフラ投資を気候変動などSDGsと調和させるべきとの提言書を出しています。とてもいい刺激を受けたフォーラムでした。▼昼食はイイノホール前のベンチで(↓)。朱鷺メッセなら、木陰の代わりに信濃川の景観ですね。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア極東からクラウド型ビジネスフォンへの投資の話題など。

海外ビジネス情報

◇ロスナノ系基金とロシアベンチャーカンパニーがクラウド型電話に投資

極東高度技術開発基金(Far East High Technology Fund, FFHT)が最初の投資について合意した。ロシア極東で、連邦レベルを目指すスタートアップはまだ少ないと、ベンチャー市場参加者らは主張している。

FHTFがクラウド・ビジネスフォンサービス「Hotlead」に7500万ルーブルを投入したことを、同基金のルスラン・サルキソフ総裁とHotlead社創始者でMail.ru Group前地域販売部長、ゲンナジー・レドコ氏がコメルサント・デイリー紙に語った。同社は借換債として資金を受け取り、FFHTはHoltead社の5%株主になる。会社の財務指標に応じて2023年までに基金の権益は40~49.9%になる。さらに、Hotlead社の約5%を、同社のコンサルタントだったSkolkovo Ventures基金が取得する。

FFHTは2018年8月にロスナノ、極東・バイカル地域発展基金、ロシアベンチャーカンパニー(RVC、政府機関)がプーチン大統領の指示で設立した。50億ルーブルの資金の運営の下、基金はロボット技術、バイオテクノロジー、AI、IoT、代替エネルギーに投資する方針だ。

Hotlead社は「スコルコヴォ」特区と「ルースキー」工業団地の入居者で、そのサービスはIP電話、クラウドPBX、CRMシステム、マーケティング調査に及ぶ。同社の話によると、既にハバロフスク政府、ロシア極東の企業、韓国の病院がサービスを利用している。FFHTは2023年までに戦略的投資家への売却を通じてプロジェクトから離脱することにしている。それまでに、会社は極東連邦管区のクラウド電話市場の20~30%、全ロシアのクラウド電話市場の1.5~2%を占めているはずだと、基金では考えている。(コメルサント・デイリー6月6日)

 

◇第6回ウランバートル北東アジア安保対話の円卓会議実施

2019年6月5日、ウランバートル市で第6回北東アジア安全保障に関する「ウランバートル対話」の参加国のハイレベル(政府関係者)ラウンドテーブルが開かれた。

モンゴルのダバースレン外相が議長を務めた。円卓会議には中国、日本、モンゴル、ロシア、韓国の政府の代表者、対話パートナー(ドイツ、カナダ、フランス、オランダ、ノルウェー、スイス、イギリス、アメリカ、EU、国連)が出席した。

会合の中で、参加者らは朝鮮半島とその周辺の現状について自国の姿勢を表明し、朝鮮半島の非核化の進展への取り組みに関する意見を交換した。(MONTSAME 6月6日)