沿海地方行政府を「政府」に再編する作業がスタート

2019年07月03日

エリナのささやき

昨日はTOHOKUわくわくスクールの出前授業の一環で、長岡市へ。中学1年生ながら、2時間枠の話を最後まで聞いてくれて有難かったですよ。最初にERINAの紹介をしたら、生徒にもエリナちゃんがいて、出だしからうれしい授業でした。▼そんなERINAちゃんも来週木曜で高齢者入り。介護保険の被保険者証と介護保険料の銀行振替書が届いたり、年金の受取開始の紹介が来たり。ただ、65歳になると嬉しいサービスも申請できます。JR「大人の休日俱楽部」(3割引へ)とか新潟交通のバスカード「RYUTO」(半割へ)とか。▼そんな話とは全く関係ないけれど、今日の海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方の「行政府」が「政府」への再編作業を始めた話題など。

海外ビジネス情報

◇沿海地方行政府を「政府」に再編する作業がスタート

沿海地方でここ1年間検討されている沿海地方行政府再編準備作業がスタートした。

沿海地方のオレグ・コジェミャコ知事が有力首相候補と名指ししたベラ・シチェルビナ第一副知事の談話によると、作業部会が提言をまとめた。それらは現在、行政機関で検討されている。早くも今月には、沿海地方憲章の改正が検討のため地方議会に送られる。完全に法に則って来年度予算編成に着手するために、9月までにすべての法令を採択することにしている。新組織である沿海地方政府は2020年1月1日に活動を開始することになる。

行政機関の新しい下部組織の数に触れるのは時期尚早だが、既に現在分かっているところでは、大きな部が省となり、その大部分が中央省庁とのネットワークを持つ。沿海地方では保健省、文化省、教育省、建設省、財務省等だ。

沿海地方文化遺産保全等の監督機関、さらに市民サービス部、予算会計部等のサポート組織は従来の地位のままとなる。

新しい活動の体裁では、沿海地方知事が地方発展戦略に従事し、社会制度や地域住民に直接かかわり、政府の活動を監督していく。一方、政府としては、課された課題の遂行、住民の生活の質的向上を目的とする具体的な成果の達成、全国的プロジェクトの目標数値の達成に責任を負う。

「現在、沿海地方行政の指導部及び機関の前には、全く新しい、より大規模で戦略的に重要な課題がある。よって、我々は、行政機関の地位を上げなければならない。ロシア極東の全ての大きな構成主体では既に政府が機能し成果を上げている」とシチェルビナ副知事はコメントしている。

地位の変更以外に、賃金支払いシステムも変わり、公務員が目標達成時に受け取る奨励給制度ができる。「このアイデアの真意は、市場で競争力のある専門家を見つけるため、我々が求めている人材の給料を上げることにある」と副知事は説明している。

同時に、沿海地方行政府の政府への再編のための追加費用は必要ない。このような条件がロシア連邦財務省から各地の行政府に対して設定されている。(ロシースカヤ・ガゼータ6月21日)

 

◇吉林-大阪文化・観光交流シンポ、大阪で開催

6月21日、吉林-大阪文化・観光シンポジウムが大阪で開催された。双方の文化・観光部門、旅行会社、航空会社から100人余りが会議に参加し、今後の協力事業について意見交換を行った。

吉林と大阪の参加者はシンポジウムで観光ルートの開拓、イベントなどの運営、海外販売の促進などをめぐって話し合い、今後の文化・観光協力のための提言を行った。

吉林省は豊かな自然環境に恵まれ、「氷天雪地」(氷と雪の世界)と「緑水青山」(きれいな水と山)という2つの「金山銀山」(富)があり、冬季資源と夏季資源という2種類の資源を有すると同時に、2つの「3億人市場」、つまりそれぞれ3億人と推定されるウィンタースポーツと避暑観光の巨大市場を保有する、と吉林省文化・観光庁の楊安娣庁長は日本側の出席者に対して吉林省の優位性を紹介したほか、今回の会議をきっかけに吉林と大阪の文化・観光協力における新しい1ページを開こう、と述べた。

会場では、吉林省内の各市・州の文化・観光部門の関係責任者、主要旅行会社およびスキー場の代表者が観光プロモーションを行った。今回のシンポを通じて吉林省にある豊かな文化・観光資源への理解を深めた日本側の参加者は少なくなかった。日本観光協会の津留敦徳・関西事務局局長は、「中国が近年、高速鉄道網の建設やモバイル決済などの分野で大きな発展を成し遂げたため、私たちも中国へ視察に行きたくなる。日本の観光業界は吉林省の文化・観光資源を一人でも多くの日本人に紹介するような新たな観光プランを作るべきだ」と語った。(吉林日報6月22日)