新空港-ウランバートル市 高速道路が開通
2019年07月17日
エリナのささやき
新潟市の東隣に位置する新発田市に、姉妹都市交流を続けてきた韓国・議政府(ウィジョンブ)市から、今夏のスポーツ交流の派遣を取りやめる方針だと連絡がきたそうです。近頃の日韓間は、政治家の考え方に振り回されているように思います。▼昨夜は韓国観光公社の方々と楽しい夜を過ごしました。互いに似た文化を持つ両国です。あまり感情的にならず、冷静に対処していきたいものです。▼ところで、ノートルダム寺院の火災から約3カ月が経ちました。あの時テレビで観た映像は、2001年の9.11、2011年の3.11以来の衝撃でした。焼け落ちた尖塔の下、祭壇の十字架は無事だったとか。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴルと中国から高速道路と高速鉄道の話題。
海外ビジネス情報
◇新空港-ウランバートル市 高速道路が開通
7月5日、モンゴルのフレルスフ首相が、ウランバートル市から新ウランバートル国際空港までの32.2キロの高速道路の開通式に出席した。
この高速道路は2016年着工。新国際空港とウランバートル市を結ぶ。車道の幅は30メートル余り、6車線(3車線×2)、橋梁6本、地下道(歩行者、自動車、動物用)20カ所となっている。
この日、政府系企業Khushigiin Khundii AirportとJapan Airport Management社の関係者が新ウランバートル国際空港の経営の事業権契約書に署名した。(MONTSAME 7月5日)
◇北京・ハルビン高速鉄道 ハルビン-承徳間、今月10日開通へ
中国鉄道の夏ダイヤの改正が実施されることに伴い、北京-ハルビン(京哈)高速鉄道の沿線に新たな路線が設けられ、ハルビン-承徳(河北省)間の高速鉄道がまもなく開通し、「氷城」(ハルビン)から「避暑山荘」(承徳)までの1000キロ余りが、わずか4時間42分で結ばれることになる。新設の京哈高速鉄道を走る列車はハルビンから出発し、途中で長春西、瀋陽北、阜新、承徳などの駅を経て北京市内に入り、密雲西、懐柔南、順義西を経て、最終的に北京市朝陽区にある星火駅に到着、最高時速は350キロに達する見込みだ。
関係筋によると、ハルビン西駅-承徳南駅のG3802号高速鉄道列車は今月10日から運行を開始し、朝6時27分にハルビン西駅を出発し、長春西駅、四平東駅、瀋陽北駅、新民北駅、阜新駅、北票駅、朝陽駅を経て11時09分に終点の承徳南駅に到着する。所要時間は4時間42分。ハルビンと瀋陽間はハルビン-大連高速鉄道線を走行し、瀋陽と承徳間は新設の京哈高速鉄道線を走行する。これまでは瀋陽で乗り換える必要があった。ハルビン-承徳間の高速鉄道の開通にともない、京哈高速鉄道への期待がますます高まっている。(黒龍江日報7月5日)