沿海地方に石油ガス産業クラスターの形成構想

2019年07月19日

エリナのささやき

世の中にパクリや偶然同じようなことが起こることは結構あるようで、エリナちゃんにも覚えがあります。京都アニメーションの事件の犯人は「パクられた」と言ったようですが、それであのような凶行に及ぶのは、あまりに残酷で、同時にアニメっぽい行為に思われます。この事件がパクられませんように。▼今日の海外ビジネス情報は、ウラジオストクで行われた東方石油ガスフォーラムから2件。▼ウィーンの空港から市街に向かう車窓から見えるのは中欧石油大手OMVの石油基地。こんなものを撒いて火を付けてはいけません。

海外ビジネス情報

◇沿海地方に石油ガス産業クラスターの形成構想

10日にウラジオストクで開幕した東方石油ガスフォーラムで、沿海地方における石油ガス産業クラスターの形成を話し合うことを、同地方ノベーラ・シチェルビナ第一副知事が提案した。

「企業各社の経営陣の協力と国の支援がそろえば、我々は大規模な石油が産業クラスターを形成することができる。このクラスターは地域の知的ポテンシャルを集積し、技術革新を牽引するだろう」と述べた。シチェルビナ副知事は、石油ガス産業は国の経済発展の原動力の一つだと指摘。「戦略的問題の処理、地域の投資上の魅力の向上、新しい採掘・精製技術の導入が、最終製品の質の向上に貢献するだろう」とも述べた。

第4回東方石油ガスフォーラムは10日にウラジオストク市で開幕。出席者らは東シベリアとロシア極東の戦略的プロジェクトの推進について話し合う。業界大手企業、政府機関の関係者が出席している。「東シベリアと極東の石油ガス業界発展戦略」が全体会議のテーマとなった。(インターファクス7月10日)

◇ハバ地方は地域の天然ガス化をスピードアップしたい

ハバロフスク地方政府が地域のガス化整備のための会社をつくる。ハバロフスク地方政府燃料エネルギー産業発展委員会のウラジミル・ベロフ議長が、10日にウラジオストクで開幕した東方石油ガスフォーラムで、この件について発言した。

「ハバロフスク地方の公的な企業クライガス(仮称)をつくる。この会社は、住宅の使用燃料の天然ガスへの転換に民間投資を呼び込むことに従事し、さらに、集合住宅のLPGから天然ガスへの転換にも従事する。理由は価格に大きな差があるためだ。住民へのLPGの供給は現在、ガスエネルゴセチ社が担っているが、我々は同社のサービス料金や品質に賛同できないときがある」とベロフ議長は述べた。

議長によれば、現在、ハバロフスク地方の天然ガスの普及は18%で、LPGの数字の方が上だ。住民や企業の財政的負担を軽くするために、ハバロフスク地方は徐々にLPGの使用を減らしていく方針だ。

さらに、ベロフ議長によれば、ハバロフスク地方の天然ガスへの転換の進捗度は年間0.3~0.5%だという。「もっとずっと早い進捗度にしたい。5年後には30%の天然ガス化を達成する計画がある。しかし、そのためにはハバロフスク地方は毎年約10億ルーブルをガス化の整備に使わなければいけない。現状では2000万ルーブル程度が投入されている」と議長は述べた。議長の説明によると、ガスプロムがガス分給ステーションとガスパイプラインを、地方政府は分給ネットワークを建設中だ。施設の稼働についてはガスプロムの方が地方をリードしている。(タス通信7月10日)