ベラルーシが沿海地方知事に叙勲

2019年07月23日

エリナのささやき

「れいわ新鮮組」の参院選での思わぬ健闘ぶりが話題になっています。山本氏や蓮池氏は落選したものの、ALS患者の舩後氏と重度身体障害者の木村氏が当選。かつて市川房江さんが女性で初めて登庁して、女子トイレがない事に驚いたという国会議事堂。今度は大型車いす対応や付添人同行のための規制緩和などが急がれます。新潟ではこの秋、全国障害者芸術・文化祭が行なわれます。新潟の皆さん、準備は大丈夫ですか。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア沿海地方知事にベラルーシから名誉勲章が授けられた話題。だんだん在庫がなくなってきたエリナちゃんのロシア写真。きょうは、ウラジオストクのアムール湾に面したカフェ。ここに降りてくるまでにも結構高低差があるけれど、長いスロープになっていた記憶が。

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◇ベラルーシが沿海地方知事に叙勲

ロシア沿海地方のオレグ・コジェミャコ知事の長きにわたるベラルーシとの建設的連携の功績が名誉勲章によって讃えられた。アレクサンドル・ルカシェンコ大統領は7月16日、独立宮殿で政府の高位の勲章を授与し、経済交流の拡大強化における沿海地方の指導者の貢献、ベラルーシとロシアの長きにわたる友好と協力の強化への個人的貢献を特に指摘した。

同じ日に行われたコジミャコ知事との会談で、大統領は、ベラルーシが距離をものともせず、沿海地方の発展において積極的な役割を果たす用意があることを表明。「ロシアとの間にタブーがあったことは一度もないことを貴殿は知っているはず。我々はあなた方のためにできることは全てやる。どんな要請にも応じるだろう」とルカシェンコ大統領は明言した。ロシア極東に農機、機械製品、旅客輸送用車両を供給し、これらの機械の供給のためのあらゆる入札に応じるというベラルーシ共和国の方針を大統領は述べた。大統領によれば、ベラルーシは現代的な企業の設立にも、沿海地方の農業の発展の支援にも、前向きだという。

長年にわたりロシア極東の発展を可能にしてきた協力活動の評価に対し、コジェミャコ知事は感謝の意を表明した。コジェミャコ知事によれば、沿海地方には、ベラルーシをルーツとする住民が多い。知事は、ミンスクがたいへんな時期にいつも手を差し伸べ、アムール州の洪水の折など、人道的な支援をしてくれたことにも触れた。(ロシースカヤ・ガゼータ7月16日)