ウラジオにシンクロトロンセンターができる

2019年08月02日

エリナのささやき

ふぅぅぅ~。来年の今頃、この暑さの中で東京オリンピックをやっていると思うと、選手も観客も可哀そうになってきます。やっぱり観るなら室内競技だね(チケット、外れちゃったけれど)。▼今日の日本海側のニュースは新潟から「世界の技体感、五輪へエール 加茂、合宿のロシア代表と交流」(新潟日報7月30日)。海外ビジネス情報は、ウラジオストクにシンクロトロンセンターができる話題。シンクロトロンとは円形加速器のこと、なんてネットで出ているけれど、読んでもさっぱり分からない。▼同じくクルクル回って分かりやすいのがシャボン玉製造機。いつも週末に買い物に行く店の庭に置いてあって、子どもたちは大喜び。

海外ビジネス情報

◇ウラジオにシンクロトロンセンターができる

プーチン大統領は、ロシア国内にシンクロトロン及び中性子源を整備する方策に関する大統領令によって、計画の期限を設定した。

公式法務情報サイトで公開された大統領によって、ロシア政府等は、ガッチナ(レニングラード州)の高中性子束炉PIKをベースにした研究炉を2021年までに5つ、2025年までに20、確実に稼働させることが義務付けられている。

さらに、ウラジオストク市ルースキー島に建設が予定されている設備の設計と、シンクロトロン「ゼレノグラード」の構造ブロックおよびユニットを移設する建物の建設を、2022年までに行わなければならない。また、2024年までに第4.5世代型シンクロトロンが、さらに2025年までにいわゆる核破砕中性子源をベースにしたパルス中性子源がつくられることになっている。そして、クルチャトフ研究所のシンクロトロン「KISIクルチャトフ」(モスクワ)の設備更新を、2023年までに行わなければならない。

シンクロトロン光とは、物理学、生物学、医学、科学の分野の幅広い基礎・応用研究にとって非常に必要な手段の一つ。その発生装置によって、原子レベルの物質を研究することができる。発電や原子力産業、磁性材料等の資材研究で中性子線は欠かせない。現状で、研究に使われている中性子源は、高中性子束原子炉だ。

ウラジオストク市ルースキー島に建設予定のシンクロトロンセンターは、新しいユニークなバイオ後続品の製造に役立つ。深海部には高水圧に耐え、再生能力のある甲殻類が生息する。それらの研究は、鉄から自然に近い素材への転換に役立つ。(RIA通信7月25日)