中ロ天然ガス東部パイプライン 中ロの鋼管連結成功

2019年08月07日

エリナのささやき

広島原爆から74年。平和記念式典では松井一美広島市長が核兵器禁止条約への署名を求め、安倍総理は核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努める、と言うにとどまりました。橋渡しって、どうするのだろう。ここで一言いうとすれば、タラタラしてんじゃね~よ。▼長岡花火に招いていただいたHさん宅から川岸までの道すがら、長岡市の水道タンクを小路の向こうに見ることができました。1927年につくられたという配水塔は長岡空襲を生き延び、国の登録有形文化財になっています。花火の帰り道、こちらのライトアップもきれい。▼今日の海外ビジネス情報は、水道管ではなく天然ガスの話題。ロシアと中国を結ぶ天然ガスの東部パイプラインが連結され、いよいよ試験運転を待つ段階になったようです。

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◇中ロ天然ガス東部パイプライン 中ロの鋼管連結成功

黒龍江省黒河市の関係部署によれば、先頃、中ロ天然ガス東部パイプライン工事の北部(黒河-長嶺)の最後の溶接が完了し、中国側とロシア側の鋼管の連結に成功した。

このパイプラインは黒河から吉林省・長嶺まで全長728キロメートルに及ぶ。6万カ所の溶接口に不具合が生じないように、すべての場所において100%自動で溶接する技術が使われている。

プロジェクトを担当する伍迅経理によれば、この溶接完成後1カ月余りで、黒河ステーションでは基本的にガスの注入条件が整う。黒河ステーションは9月30日までに完成する見込みで、完成と同時に試験が開始される。

中国側のパイプラインは中ロ国境都市の黒河から始まり、終点の上海まで3371キロメートルに達する。工事は2015年6月に始まり、2024年までに全線でガスが開通する予定。パイプラインのロシア部分は2014年9月から建設が開始され、全長約4000キロになる。(黒龍江日報7月27日)