モンゴルとトルコの国会議長が意見交換
2019年08月09日
エリナのささやき
第2金曜、土曜、日曜は新潟まつり。今朝の通勤の車窓から、早くも浴衣を着た人の姿も見えました。とはいえ、ノリの悪いエリナちゃんは新潟まつりにはあまり関心なし。それより今は、第2土曜に自宅のすぐ裏で行われる「日本海夕日コンサート」へ。今は無くなりましたが、1980年代の8月のお盆過ぎ頃に新潟JCが主催した「信濃川手作りいかだ下り」大会のお手伝いもなつかしい。▼昨日はERINAの出捐自治体などと意見交換するERINA運営協議会がありました。今日の日本海側のニュースはERINAの出捐自治体ではないけれど北海道から「モンゴルから初のチャーター便到着 新千歳でセレモニー」(北海道新聞8月2日)。海外ビジネス情報は、トルコの対モンゴル支援について両国の国会議長が意見交換した話題。▼きのうカルメンの家を思い出したついでに、その近くで、この辺りの特有種・カソワリーと遭遇したうれしい1枚。▼14日までエリナちゃんはお盆休み。15日から再開します。
海外ビジネス情報
◇モンゴルとトルコの国会議長が意見交換
モンゴルのザンダンシャタル国会議長は、7月29日からウランバートルを公式訪問中のトルコのムスタファ・シェントプ国会議長と公式協議を行った。
ザンダンシャタル議長は協議冒頭で、自分の招待に応じてくれたことについてムスタファ議長に謝意を表明し、今回のハイレベルのトルコ 代表団の訪問が両故国国交樹立50周年の枠内で行われていることを指摘。社会経済、観光、民間航空輸送等の分野での協力の活発化への意欲に並び、政府間交流の拡大・強化に前向きな姿勢を示した。
ザンダンシャタル議長は、トルコ国際協力調整庁(TIKA)がモンゴルで順調に一連のプロジェクトを推進していると述べ、今後もこの協力を継続させる姿勢を表明した。
ザンダンシャタル議長はトルコ側に対し、両国の協力、貿易経済関係の主要部門である農業、軽工業、観光産業の発展のための支援を要請した。
ムスタファ議長は、二国間の貿易経済関係を数百万ドルの規模にし、トルコ航空の直行便のスケジュールを毎日運航にし、短期間に乗降客数を拡大することに前向きな姿勢を表明。トルコ人投資家たちはモンゴルの農業、農牧業、鉱業、ヘルスケア、エネルギー産業に巨額の投資をする構えだ。
双方はさらに、トルコの最先端技術のモンゴルへの導入、両国の起業家の支援についても意見を交換した。
ムスタファ議長は、急速に拡大するモンゴルとトルコの大学間の交流を受け、モンゴル文部省の協力下でのトルコの奨学金プログラムの継続や、モンゴルでのTIKAの今後の活動の活発化を表明、TIKAがモンゴルで600件余りのプロジェクトを順調に推進していることを強調した。
協議終盤に、双方はトルコのテロ組織FETOに関する情報を交換した。ムスタファ議長はこの問題について、この組織はモンゴルの安全を脅かすもので、この問題の早期解決のために適切な措置を講じるよう注力すべきだと指摘した。(MONTSAME 7月29日)