10億ドル規模の特別配当 しかしモンゴルの事業は不振
2019年08月20日
エリナのささやき
徴用工問題で損害賠償を命じた韓国大法院判決が出た後、韓国側は差し押さえの用意があるとか、日本側は国際司法裁判所へ提訴するとか言いながら、経済制裁に問題が集中しています。経済制裁で互いに傷を負うよりも解決に向けたいい方法がありそうなものですが…。▼今日の日本海側のニュースはまた韓国空路の運休に関して「韓国LCC九州4路線運休へ 19日からソウル発着便」(西日本新聞8月10日)。海外ビジネス情報は、モンゴル・オユトルゴイ鉱山(銅、金)の事業を経済支援しているリオ・ティント社の動向について。▼かつて福岡-釜山便に乗ったことがあります。上昇し終わったとたんに降り始めた感じ。できれば船が良かった。写真はウラジオ便があった頃の北九州空港。
海外ビジネス情報
◇10億ドル規模の特別配当 しかしモンゴルの事業は不振
2019年に入って以降、世界の市場で鉄鉱石が65%値上がりした。リオ・ティント社はこの世界の原料市場の好調を受けて10億ドル規模の特別配当を発表した。
コスト上昇と不測の自然環境によるオユトルゴイ地下鉱床の開業期日の延期にもかかわらず、リオ・ティントのCEOは「世界最大規模のプロジェクトの一つであるオユトルゴイ・プロジェクトの評価については心配していない」と語った。
コストが19億ドルに達する可能性と2年半の開業延期の発表は、リオ・ティントの株の急落につながった。また、トロント証券取引所のターコイズ・ヒル・リソーシズの株価は直近の過去1カ月で50%下落。ニューヨークでは1株1ドルを超えない。(MONTSAME 8月7日)