中ロが観光産業振興の作業部会の設置で合意

2019年08月28日

エリナのささやき

先週の土曜、夕方から県庁前で行われたナイトマルシェを覗いてきました。県庁の正面に広がる芝生の空地を一般に開放してのマルシェ。予想以上に大勢の人が集まり、一般駐車場では収まりきらず職員駐車場も解放。駐車場係の職員は大わらわだったでしょうね。エリナちゃんは、紫雲特産の「れんぎょう茶」を購入しました。芝生に座ってのんびりできる場所があるっていいですよね。信濃川やすらぎ堤のミズベリングにも行かねば。▼今日の海外ビジネス情報は、中ロが観光産業振興の作業部会の設置で合意居た話題など。中ロ間の円滑な国境通過が第三国人にも広がっていけば、うれしいことです。その他、モンゴルから新鉄道開通の話題と新国立競技場の用地決定の話題。

海外ビジネス情報

◇中ロが観光産業振興の作業部会の設置で合意

ロシア連邦観光庁と中国の文化観光部が観光サービスの質的向上を図るための作業部会(WG)を設置することで合意したことを、ロシア観光庁のアレクセイ・コニュシコフ副長官が発表した。

「我々はWGの設置について合意した。このような文化観光部との合意が存在する。WGは観光産業発展プロセス調整の一環であり、関係各所がこの機構に組み入れられるだろう。このWGの活動は提供されるサービスの質と安全性を確保するための重要なメカニズムである。これは本日我々が署名した合意のうちの一つだ」と、コニュシコフ副長官は14日、中ロ人的交流委員会観光分野協力小委員会の第16回会合をマスコミに向けて総括し、「我々はWGの主な課題を設定する。つまり、目下、我々はWG設置プロセスの開始について話しをしている」と補足した。コニュシコフ副長官によれば、小委員会会合では、両省庁の1年間の共同活動成果についても協議されたという。

今回、中国代表団を主導したのは中国文化観光部の張旭副部長で、マスコミに対し、観光産業市場の規制問題につても会合で話し合われたことを語った。「今日の会議で、我々は、前回会議後の活動について話し合い、来年我々組織に課されている新しい課題について意見を交換した。例えば、ビザ発給制度の簡素化、観光産業市場の規制について話し合われた。小委員会の次の会合は中国で行われる」と張旭副部長は述べた。

報道によると、ウラジオストクで14日、中ロ人的交流委員会観光産業分野協力小委員会の第16回会合が行われた。出席者らは両国間の観光産業・地域観光の分野での協力の拡大・強化、2000年2月29日付ビザ無しグループ観光に関する中ロ政府間協定の実現、新しい協定の署名の準備、観光サービスの品質と安全性の向上、両国市場での観光商品の共同普及について協議した。(インターファクス8月14日)

 

◇サインシャンド-アルタンシレー区間線路が新たに開通

モンゴル開発銀行が工事に融資した新しい鉄道線路「サインシャンド-アルタンシレー」(全26.74km)が開通した。

705億トゥグルグの資金問題が迅速に解決したことで、工事プロジェクトは8カ月で完了した。ドルノゴビ県アルタンシレー郡内の製油所建設の枠内で、モンゴル開発銀行は鉄道、道路、荷解きターミナル、110KVの変電所などのインフラ工事に融資している。

これらの工事の結果、製油所の着工準備の大部分が終わり、国内重工業の新興基盤ができあがることになる。(MONTSAME 8月15日)

 

◇新しい国立中央競技場の建設用地が決まった

新しい国立中央競技場の建設地が、首都のハンオール地区に決まった。ブヤント・ウハースポーツ宮殿にほど近い、首都の中央環状交差点の南東の土地だ。フィジビリティ・スタディーと設計には国の公的資金が使われた。

この決定を受けて、内閣は、オユンエルデネ内閣官房長官、フレルバータル財務大臣、ウランバートル市のアマルサイハン市長に対し、資金調達と2020年度予算に新中央競技場の設計・工事費を計上する問題を検討し、プロジェクト推進のためのしかるべき措置を講じるよう、義務付けた。

国立競技場はおそらく、多目的複合施設となる見込みで、5~6万人収容のスタジアム、伝統を取り入れたデザイン、環境に優しい特徴をもち、大きな国内・国際大会が開催されることになる。(MONTSAME 8月15日)