沿海地方にEV充電ステーション網が開業
2019年09月11日
エリナのささやき
昨日は「第19回全国障害者文化・芸術祭にいがた大会」のプログラムの一つ、「障がい者によるまち歩き」のガイド練習のお手伝いのため、お休みさせていただきました。▼障がい者ガイドの皆さんの案内ぶりも板についてきました。練習はあと1回、本番が楽しみです。開催日時は9月22、29日、10月※14、※27日、11月※3日の日・祝日の10:00~12:00。参加費500円(※は別途昼食費1500円)。お申し込みは開催日の14日前までに新潟市文化政策課(TEL: 025-226-2565)まで。▼新潟市中央区古町通の花街の一角で。ガイド練習中に、芸妓さんの後ろ姿を覗き見的おまけ(↓)。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシアから沿海地方でEVステーションが開業した話題など。
海外ビジネス情報
◇沿海地方にEV充電ステーション網が開業
沿海地方で3日、EV充電ステーション網の第1号が開業した。10カ所の充電ステーションがウラジオストク市、アルチョーム市、ウスリースク市に設置された。
(株)ルスギドロのニコライ・シュリギノフ社長によれば、EVの所有者たちはこの出来事を待ち望んでいた。同社では、ロシアのEVの3台に1台が、沿海地方を走っていると算定した。沿海地方には1200台余りのEVがあるが、その充電はこれまで、もっぱらEVの持ち主の問題だった。まさにそれが、沿海地方がロシア極東の実験地域に選ばれた所以だ。
「今後、ドライバーの要望を踏まえて、ステーションのネットワークは拡大されるだろう。これからは、EVの所有者は便利に、素早く、安全に自動車を充電できる」とシュリギノフ社長は指摘し、最初の2週間、ステーションは無償で営業する、と述べた。
シュリギノフ社長によれば、会社にとってこれは新しい業務だが、事業の新たな経営路線を拡大し、国によるロシア極東の先行的整備政策に貢献するかまえだ。
出力50キロワットの直流充電ポート2台と出力22キロワットの交流ポート1台のおかげで、急速充電ステーションは一度に2台のEVを充電することができる。それらは、今日現在市場に出ている欧州製、アジア製、すべてのEVに対応し、安全分野の国際規格をすべてクリアしている。
沿海地方のエレーナ・パルホメンコ副知事代行は、このようなステーション網の開業が、沿海地方におけるエコ車の導入の拡大への一歩だと、発言に力を込めた。明日(9月4日)ウラジオストク市で開幕する東方経済フォーラムでは、早くもネットワークの拡大に関する協定書が署名されることになっている。(ロシースカヤ・ガゼータ9月3日)
◇ハバ空港国内線新ターミナルの開業を大統領が宣言
プーチン大統領は4日、ルースキー島から電話で、ハバロフスク空港国内線新ターミナルの開業を宣言した。
大統領はプロジェクトのすべての関係者に感謝の言葉を述べた。「小さなプロジェクトではない。年間300万人の乗降客取扱能力は、ハバロフスク地方にとって非常に意義深い数字だ。新ターミナルはきっと、地域住民や来訪者の人々の役に立つことだろう」と大統領は明言し、ハバロフスク地方の天然資源や自然の美しさを讃えた。
ターミナルは2018年3月に着工。面積は2万7700平方メートル。このプロジェクトは「ハバロフスク」先行社会経済発展区の一環で実施された。(ロシースカヤ・ガゼータ9月4日)