IKEAとマックがロ極東に進出か

2019年09月24日

エリナのささやき

22日(日)、全国障害者芸術・文化祭の一環で「障がい者によるまち歩き」の1回目を開催しました。新潟シティガイドの手を借りながらも、これまで何度も練習を重ねてきた障がい者ガイドのデビューです。不便さがまったく異なり、5感の感度も異なる視覚障がい者、聴覚障がい者、身体障がい者(車いす利用者)の3者が一緒にまち歩きを楽しむのは、まさにワンダーランド! 健常者の参加者も加え、みんな助け合って楽しい2時間でした。NHKニュースでも取り上げられたので、ご覧ください。▼「障がい者によるまち歩き」の詳しい内容、申し込み方法などはこちら。10月27日、11月3日はまだ定員に達していないので、ぜひどうぞ。▼今日の海外ビジネス情報はロシア極東のIKEAとマックが進出する話題など。

海外ビジネス情報

◇IKEAとマックがロ極東に進出か

IKEAの工場が沿海地方にできるかもしれない。東方経済フォーラム(EEF)で、駐ロスウェーデン大使館と沿海地方政府の関係者らがこのような可能性を検討した。IKEA経営陣にウラジオストクを訪れるよう招待状が手渡された。

沿海地方政府の話では、この会談で双方はスウェーデンと沿海地方の有望な協力分野について話し合ったという。スウェーデンには乳製品、ソフトドリンク、紙類、医薬品、自動車の大規模な工場がある。これらの商品は、ロシアの輸入品の8割を占めている。

既に報じられたように、ウラジオストクにMcDonald’sのファストフード店がオープンする。このチェーン店はさらにロシア極東の他都市にもできる。工事には少なくとも10億ルーブルが投入されるだろう。(EastRussia 9月12日)

◇韓国がモンゴルの地方の観光振興を支援

韓国文化体育観光部付属韓国観光公社(KTO)がホブド県で無償支援プロジェクトを実施する方針だ。

県民の生活様式に根ざした持続可能なエコツーリズムの振興を目的とし、県内で現在、サブプログラムが実施中だ。このサブプログラムの枠内で、夏と冬に定期的にフェスティバルやイベントが開催されている。例えば、「お茶の道(ティーロード)」フェスティバルは、国内外の観光客の間に、国内の祭りや、民族の遺産・風習・生活様式を全面的に宣伝することを目的としている。それが、ホブド県の観光客数の年々増加につながっており、例えば2018年には同県を訪れた外国人観光客は7100人、モンゴル人観光客は3万9000だった。

これを受けて、KTOは、ホブド県に観光分野での協力を提案した。

ホブド県のドゥゲルジャフ知事は12日、ホブド県を訪れたKTOモンゴル駐在員事務所のパク所長と面会。会談で双方は、2020年からホブド県内で韓国国際協力団(KOICA)を通じて無償開発支援プロジェクトを実施することを決めた。このプロジェクトの実施期間は3年、投資金額は500万ドル規模だ。このプロジェクトの枠内で、ホブド県では観光業界で働く人々の教習センターが設置され、観光にとって好適な環境を作る段階的対策が講じられることになっている。(MONTSAME 9月13日)