モ印の企業がビジネスマッチング 製薬とIT分野で提携
2019年10月04日
エリナのささやき
ソプラノ歌手・佐藤しのぶさんが亡くなられました。日本で、佐藤さんほど親しまれたオペラ歌手は稀有な存在ではなかったでしょうか。美しく華やかな上に朗らかな佐藤さんは、新潟で4年に一度開かれる東京交響楽団のジルベスターコンサートでも常連で、司会役なども務めていらっしゃいました。ご冥福をお祈りします。▼年内の「りゅーとぴあ」(写真左)でのコンサートの予定はあと2回。ハンブルグ・フィルハーモニー(11/1)と東響定期(12/1)。その前に突然、新潟県民会館(写真右)でのハルビン交響楽団の演奏会(10/9)が入ってきました。さて、どんな感じでしょう。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴルとロシアのビジネスマッチングの話題など。
海外ビジネス情報
◇モ印の企業がビジネスマッチング 製薬とIT分野で提携
バトトルガ大統領の訪印の枠内で開催されたモンゴルとインドのビジネスマッチングで、製薬とIT分野での提携に関する合意書が署名された。
17人のモンゴル企業関係者がビジネスマッチングに参加した。そこにはインドの農業、カシミア産業、重工業、医薬品販売、情報技術の分野の企業関係者、約100名が出席していた。彼らは貿易・サービス分野で実現出来得る有望プロジェクトについて情報を交換した。
このビジネスマッチングで、モンゴルのツォグトバータル外務大臣が「モンゴル経済の見通しとビジネスチャンス」というテーマで講演し、モンゴル国商工会議所のアマルトゥブシン会頭もスピーチをした。
アマルトゥブシン会頭はビジネスマッチングでインド商工会議所連合会、インド工業連盟の幹部らと会談した。そこでは、両国の商工会議所の交流の新たなレベルへの進展と、見本市やビジネスミッション、フォーラムの共同実施について話し合われた。(MONTSAME 9月24日)
◇2025年までに研究開発人材の数を3倍に
研究開発の分野を対象とする(モンゴル)国家政策の枠内で、2025年までに研究開発人材の数を3倍に増やすことが考えられている。今日現在で、国内の同部門で働く人の数は1500人だ。
これは、今日、研究開発の戦略がなければ、どのような国の発展も考えられないからだ。この戦略は、イノベーション分野で国に課された要求と脅威に対応し、国の技術革新政策の目標、優先事項、手法を特定するためのものだ。同時に、この戦略はイノベーション部門の事業主体に長期的発展目標と、基礎・応用研究部門の資金調達、成果物の商品化の方向性を定める。同時に、世界ではこの部門で高度な競争がみられる。我が国の研究開発の専門家たちもこのことを認めており、国内の研究開発部門の現状と発展に特別な注意を払うよう、進言している。(MONTSAME 9月24日)