右ハンドル中古車緊急通報システム、ロ極東住民向け設置猶予期間が延期

2019年10月24日

エリナのささやき

日本が割って入って興奮のるつぼと化したラグビーワールドカップの準々決勝でしたが、準決勝になってみるとさすがに順当なベスト4の顔ぶれになりました。日本が出なくても楽しめるのが今のラグビー。エリナちゃんが若い頃の、ボールが止まってプレーがつながらないラグビーとは全く違います。千代の富士が15人同士(ラインバッカーが15人同士と言うべきか)で戦うような、パワーとスピード。変わらないのはノーサイド精神です。▼今日の海外ビジネス情報は、ロシア極東の右ハンドル中古車を制限しようとして導入された車両緊急通報システムの設置猶予期間を1年延長する話題と、ハルビン-ソウル線増便の話題。▼ロシア極東の場合、リムジンも四駆が好まれるようで。いまやクラシックカー的HUMMER。

海外ビジネス情報

◇右ハンドル中古車緊急通報システム、ロ極東住民向け設置猶予期間が延期

ロシア極東住民がERA-GLONASS(車両緊急通報システム)を装備していない中古車を私的目的で運転できる期間を1年延長する決議を、ロシア政府が策定中だ。ユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が16日、モスクワで記者団に発表した。

2018年11月にメドベージェフ首相がロシア極東住民向け中古右ハンドル車輸入臨時方式を承認。この臨時方式にしたがい、ロシア極東住民には1年に1台、ERA-GLONASSを装着していないこの種の自動車の輸入が許可された。この方式は決定時より1年間有効となっている。

「ロシア極東住民にとって、私用の中古車の輸入の臨時方式がさらに1年延長される。これについては、極東住民から何度も要請を受けてきた。我々は、ロシア政府レベルでこの問題を徹底検討した」とトルトネフ副首相は語った。

トルトネフ首相は、右ハンドル車がロシア極東地域で普及していることに言及。同時に、ERA-GLONASSシステムをこの種の自動車にも対応するよう改良する必要がある、とも指摘した。「住民の生活を楽にし、喫緊の要請に耳を傾け、人々が快適に暮らせるよう、可能なことはすべてやるべき」と副首相は重ねて述べた。

トルトネフ副首相はこれまでに、ロシア国内で右ハンドル車向けのGLONASSのスイッチの設置は工場(メーカー)で行われておらず、そのためシステムが共通の安全システムに接続できない、と指摘してきた。(タス通信10月16日)

 

◇韓国済州航空、ハルビン-ソウル線就航

先頃、韓国済州航空はハルビン-ソウル線を就航した。旅客の選択肢を増やすと同時に、両都市の経済貿易交流の促進および観光業の発展に積極的な役割を果たすことになる。

ハルビン-ソウル線はB738型機を使用し、毎週水・金・日曜に運航される。フライトナンバーは7C8905/6で、毎週水・日曜日には、ソウルを6時55分に出発、 8時30分にハルビンに到着、9時50分にハルビンを離陸、13時40分にソウルに着陸する。毎週金曜日には、ソウルを6時35分に出発、 7時50分にハルビンに到着、9時50分にハルビンを離陸、13時40分にソウルに着陸する。

現在、ハルビン-ソウル線は毎週17往復あり、そのうち中国南方航空が週7往復、アシアナ航空が週7往復、済州航空が週3往復で運航する。(黒龍江日報10月16日)