インドにロシア産エネルギー資源の輸入拡大の意向
2019年10月31日
エリナのささやき
郵便局幹部が着服した5億4千万円分の切手って、例えば84円の切手100枚を1シートとして、6万4000シート以上になります。ちなみに、イギリスの学生がWikipediaに収録されている437の特徴的な記事を書籍化してみたところ、約5000ページ、厚さ約50センチになったそうです。郵便局の甘さもすごいし、ウェブの情報量もすごいし、その情報を巡る米中の情報戦争もすごいのでしょうね。▼今日の海外ビジネス情報は、インドがロシア産石油・ガス・石炭の輸入を拡大する意向だという話題など。20年前に一度行ったきりのワニノ港がなつかしい(↓)。
海外ビジネス情報
◇インドにロシア産エネルギー資源の輸入拡大の意向
インドがロシア産エネルギー資源の輸入を拡大していることを、沿海地方を訪問中のプラドハン鉄鋼・石油・天然ガス大臣が述べた。
「今年、我々は輸入を昨年比で2倍に拡大するつもりだ。我々は来年、ロシアからの石油、天然ガス、石炭という、あらゆる品目の輸入を拡大することにしている」と大臣は沿海地方の(株)ボストーチヌイ港を訪れた際に述べた。
大臣はさらに、インド企業がロシアでの石炭生産、その他インフラ整備事業への投資を検討していることにも言及した。「インド企業は現時点ですでに、石油・天然ガス産業に参入している。ロスネフチはインドの長年のパートナーだ。同社のことは常に信頼している。私は明日、サハリンを訪れる。ロスネフチが推進している石油採掘の施設・設備をすべて、現地で見ることができるだろう」と大臣は述べた。
これまでに報道されているように、プラドハン大臣を団長とするインド代表団がウラジオストクを訪れている。大臣によれば、インド側はロシア産コークス用炭の輸入に前向きだ。ベンカテシ駐ロインド大使も、ロシアからのコークス用炭輸入の意向をインドが持っていることを表明している。(インターファクス10月23日)
◇UB市長が都城市代表団と面会
ウランバートル市のアマルサイハン市長は21日、岩崎透副市長を団長とする日本の都城市の代表団と面会した。
アマルサイハン市長は両都市の交流と協力の拡大に満足の意を表明。2014年から順調に続く学生交流プログラムの枠内でのモンゴルの子供たちの歓待と、日本の文化・伝統に触れる機会の提供に対し、感謝の意を述べた。市長はさらに、この交流を文化、人的交流、教育、スポーツ、およびその他幅広い分野で拡大する意向を表明した。
岩崎副市長は、文化、教育、スポーツ分野での両市の交流の深化に前向きな姿勢を表明し、様々な分野でのノウハウの交換や共同活動のチャンスはあると指摘した。
双方はさらに、両都市の企業、メーカー、農業企業の関係構築によって、あらゆる分野で協力を拡大する可能性にも触れた。(MONTSAME 10月23日)