ロ独占禁止局がカナダ企業の金鉱山購入を承認

2019年11月05日

エリナのささやき

全国障害者芸術・文化祭にいがた大会に合わせたわけではないのでしょうが、金曜夜、辻井伸行さんをソリストに帯同したケント・ナガノ指揮ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会が「リュートぴあ」でありました。ハンブルク・フィルは普段、歌劇場のピットに入ることが多いオケだということですが、弦楽器の重厚さ、ホルンやトランペットが柔らかさは、さすがドイツのオケ。注目はエリナちゃん初めての辻井くん、ケントさんに導かれて登場。この夜はベートーヴェンの「皇帝」でしたが、出てくる音がすべて珠のように美しく、「女王」のよう。▼日曜には5回目の「障がい者によるまち歩き」を行いましたが、詳しくは明日にでも。今日は印象に残る盲導犬のゆず君の一枚。▼今日の日本海側のニュースは、「日中韓の演劇人、鳥取に BeSeTo演劇祭、来月17日まで」(山陰中央新報10月28日)。海外ビジネス情報は、ロシア極東に関係カナダ企業、韓国企業の話題。

海外ビジネス情報

◇ロ独占禁止局がカナダ企業の金鉱山購入を承認

カナダのKinross Gold(キンロス・ゴールド)がハバロフスク地方チュルバトカン金鉱山をN-Mining(キプロス登記)から購入する取引を、連邦独占禁止局が承認した。

連邦独占禁止局は、第3鉱山探鉱会社を100%買収するKupol Ventures社の請願書を承認。Kupol Venturesはキンロス・ゴールドの系列企業で、同社を通してキンロスはチュクチ自治管区のクポル鉱山を所有している。第3鉱山探鉱会社はN-Miningの系列企業で、同社はここを通じてチュルバンカン金鉱山の開発に参入している。

本紙はこの取引について8月に報道した。購入価格は2億8300万になるとみられており、このうち1億1300万ドルは金銭で、1億7000万ドルはキンロス・ゴールドの株式で支払われる。鉱山の開発によって、キンロス・ゴールドはロシアで金生産量第3位の地位を強化することができる。(コメルサント・デイリー10月28日)

 

◇ロッテがアムール州で大豆油の買い付けを開始

アムール州の大豆加工大手「ソヤ・ANK」社(ブラゴベシチェンスク市、ANKホールディング傘下)がロッテの発注を受けて韓国への大豆の出荷を開始した。

アムール州経済発展省の発表によると、ロッテ側は21.5トンの精製大豆油を受け取った。ロッテが近々受け取る次の便は早くも60トンになる。ソヤ・ANKによると、この輸出は発注者側の需要に応じて行われる。(インターファクス10月29日)