モンゴルの病院と韓国の大学病院が提携

2019年11月14日

エリナのささやき

5回にわたって「障がい者によるまち歩き」のお手伝いをしたことは、いろいろな人と、いろいろな形のお付き合いをさせていただき、心の中で大きな財産になったように思います。▼これも国文祭の一環なのでしょうか、「第48回芸展」が新潟県民会館ギャラリーで展示中。今日までの書道展示で、エリナちゃんの姉が「新潟日報美術振興賞」を受賞したという、びっくりの知らせ。身近に芸術家(?)がいる感じって、不思議。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴルの病院と韓国の大学病院が提携、日本とチュコト自治管区との協力可能性など3件。最近は医療の国際協力の話をよく聞きます。エリナちゃんが通う病院でもそんな話がありますが、待ち時間2時間、精算30分、薬受取30分、半日がかりの通院はつらい。

海外ビジネス情報

◇モンゴルの病院と韓国の大学病院が提携

モンゴルのザンダンシャタル国会議長の協力で、ウランバートル市の産科病院「ウルグー」とバヤンホンゴル県の総合病院が韓国の亜洲大学病院(ソウル)との協力協定書に署名した。

この協定は、医療スタッフのスキルアップ、研修、ワークショップ、ヘルスケア分野の経験を学ぶための専門家の交換、コンサルティング、新しい医療技術の導入ノウハウの交換を見込んでいる。協定の枠内で、亜洲大学病院の首脳陣、対外交流スタッフ、ドクターチームも、交渉と協定の内容を実現する詳細なプランを構築するために、2020年初頭にモンゴルを訪れることになっている。(MONTSAME 11月5日)

 

◇日本企業の関係者がチュコトの投資事業に積極姿勢

三井物産と(株)駒井ハルテックの代表者がチュコト自治管区を公式訪問した。日本側は、交通機関、代替エネルギーの分野の投資プロジェクトの推進で用いられている新技術に関心を示した。

チュコト自治管区政府広報室の発表によると、日本側はベーリング炭田、バイムスカヤ鉱床、光通信ケーブルやコルイマ自動車道、ペベクの浮体原子力発電所、マガダン-チュコト間送電線の建設について説明を受けた。日本側はさらに、LNG、風力、太陽光の活用によるクリーンエネルギー発電への移行についても、情報を得た。

三井の専門家らは、アナディル潟を渡るロープウェイの建設プロジェクトへの参入を検討していることを伝えた。この訪問は、2017年の東方経済フォーラム(EEF)でチュコト自治管区政府と日本の企業が締結した覚書の枠内で行われた。(EastaRussia 11月6日)

 

◇中モ経済回廊鉱山一体化プロジェクト、第2回中国輸入博で調印

11月5日、第2回中国国際輸入博覧会が上海国家コンベンションセンターで開幕した。艾麗華・内モンゴル自治区政府副主席が開幕式に出席したほか、4日に上海で行われた中モ経済回廊鉱山一体化プロジェクトの調印式にも臨んだ。中国北方工業公司は調印式でモンゴル国のETT社およびTTJV社、包頭市政府、包頭市ダルハン・ムミンガン連合旗政府と協力枠組協定とサービス請負協定を結んだ。

今回調印されたプロジェクトは融資・投資総額が5億ドルを超え、モンゴル国タバントルゴイ炭鉱の生産能力を年間1500万トン向上させると同時に、強粘結炭(焦煤)の越境輸送・通関・倉庫保管・中国国内販売にかかわる付帯施設の整備にも取り組み、3年で生産目標を達成する予定だ。さらに、このプロジェクトは内モンゴル自治区の鉱山用ダンプトラック、トレーラーや大型トラックなどの設備輸出を促進し、中モ両国のエネルギー協力と交通・経済貿易の相互連結にも貢献し、内モンゴルの口岸経済の発展を進めるだろう。(内モンゴル日報11月6日)