ヤクーチア産LNGの対アジア太平洋諸国輸出の拡大を模索
2019年11月18日
エリナのささやき
“文化ふっとつ”全国国民文化祭・全国障害者芸術・文化祭も終盤に差し掛かり、昨日は障がい者の皆さんによる「ステージショー」のお手伝い(ステージを見ても聞こえない人、そもそも見えない人への支援機器貸し出し)に行ってきました。フィナーレは参加者に観客も交え、音楽に合わせての手話パフォーマンス(↓)。手話って、すこしずつ覚えて来ると楽しいものですよ。▼今日の日本海側のニュースは北海道から「新千歳-成都、年内にも就航 四川航空、唯一の中国内陸部線」(北海道新聞11月12日)。海外ビジネス情報はロシアからLNG、中国からジェット燃料の話題。
海外ビジネス情報
◇ヤクーチア産LNGの対アジア太平洋諸国輸出の拡大を模索
LNG社はヤクーチア産液化天然ガスのアジア太平洋諸国への輸出を拡大すべく、投資家を探している。この件ではすでに、シンガポール、中国、韓国の企業との交渉が行われた。
極東投資誘致・輸出支援エージェンシーの発表によると、LNG社との提携の覚書は昨年に締結済みだ。ヤクーチアからモンゴルへのLNGの第1便が出荷された。このLNGはモンゴル国内の公共交通機関に使われる。
LNG社は生産量を拡大する方針で、現在、戦略的パートナーを探している。LNG社ではプロジェクトの魅力を高めるために、選考経済発展区の特別優遇制度を活用する構えだ。現在、必要な書類を集めている段階で、それにはエージェンシーが協力している。(EastRussia 11月7日)
◇遼陽石油化学、ジェット燃料輸出新ルート開通
11月6日、ジェット燃料2000トンを積んだ37列車が初めて国境のエレンホトを通過し、モンゴル・ザミンウドに輸出され、中国石油遼陽石油化学支社によるジェット燃料の鉄道輸送の新ルートが全線つながった。
ロシアの原油加工の最適化・効果最大化改革プロジェクトが供用開始になり、遼陽石油化学公司のジェット燃料の生産能力が急激に向上した。国内におけるジェット燃料の需要は限られているため、市場の開拓と生産を維持するための余地をつくることが切迫した任務となっていた。遼陽石油化学公司が国際事業公司とジェット燃料輸出業務提携を行い、材料加工と空港における保税という輸出ルートを開通し、一般貿易の形式でジェット燃料輸出をする実行可能性を検討してきた。
遼陽石油化学公司は10月下旬からジェット燃料輸出計画を受け、輸送段階の各種業務の検討評価をし、急速輸送のボトルネックをスムーズ化し、車両の運行を最適化し、販売計画、輸送車の速度、車両の回転サイクルなど合理的な配置を行った。(遼寧日報11月7日)