「シベリアの力」の稼働開始は中ロ首脳が宣言する

2019年11月21日

エリナのささやき

今日と明日、ERINAでは吉林大学経済学院と共同でワークショップを行います。テーマは「米中貿易摩擦と日中経済関係」。昨年来、交互にワークショップを開催しよう、ということで昨年は長春で、今年は新潟で。吉林大の学生も20人ほど来港して聴講します(↓)。テーマも研究も教育も、当たり前のように国際化してきています。▼今日の海外ビジネス情報はロシアと中国の共同作業、ロ中ガスパイプライン東ルートの稼働開始に関する話題。日本海側のニュースは「新潟空港駐車場無料化実験 国際線利用者最大3日」(新潟日報11月15日)。定期便が就航した先の香港の情勢が気になります。

海外ビジネス情報

◇「シベリアの力」の稼働開始は中ロ首脳が宣言する

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席がガスパイプライン「シベリアの力」の稼働開始を中継映像で宣言することを11日、ロシアのユーリー・ウシャエフ大統領補佐官が伝えた。「12月、プーチン大統領と習近平国家主席がビデオ映像で、『東ルート』による対中国天然ガス輸出をスタートさせる」とウシャコフ補佐官はインターファクス通信に対して述べた。

メディアの情報によると、盛大な式典は12月2日に予定されているようだが、日付はまだ調整中で、式典出席者のスケジュールに左右されるという。「シベリアの力」ガスパイプラインはイルクーツクとヤクーチアのガス生産拠点からイルクーツク州、サハ共和国(ヤクーチア)、アムール州を通ってロシア極東地域と中国の需要家に、いわゆる「東ルート」で天然ガスを届ける。ガスパイプラインの長さは約3000キロになる。

ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長が9月に発言したように、12月1日から「シベリアの力」による対中国天然ガス輸出が始まる。30年間で1兆立方メートルのロシア産天然ガスが中国市場に供給されるだろう。(イズベスチア11月11日)