中国企業がヤクーチア産LNGの対アジア輸出に意欲

2019年12月04日

エリナのささやき

明日のERINA賛助会セミナーは、第一港湾建設局長やERINA特別研究員も務めいただいた三橋郁雄さんを招いての「日本から見た一帯一路と中国の海外進出の状況」です。先月の賛助会セミナーでは、朝日新聞の古谷論説委員から、習近平政権についてお聞きしました。いろいろ問題はあるけれど、今後の日中関係にとっては肯定的な論調でした。明日は、その習近平政権の目玉政策「一帯一路」にさまざまな角度から迫りながら、特に海洋進出について詳しくお聞きできることと思います。朱鷺メッセ中会議室201で午後2時から。当日参加もOKですよ。▼今日の海外ビジネス情報は、ヤクーチア産LNGの輸出に中国企業が投資か、という話題など。これも「一帯一路」。▼三橋さんと中国やロシアを旅して、すれ違う貨車の数を数えた頃が懐かしい。

海外ビジネス情報

◇中国企業がヤクーチア産LNGの対アジア輸出に意欲

中国の民間エネルギー会社Jovo Group(LNGの供給および輸送)がヤクーチア産LNGの対アジア太平洋諸国輸出に前向きだ。同社はLNG社のプロジェクトの投資家になるかもしれない。

ヤクーチアのLNGコンビナートは2016年の操業。2022年末までにそこでは、年間のLNG生産力がそれぞれ9万トン、18万トン、26万トンの3段階のプロジェクトが実施されることになっている。極東投資誘致・輸出支援エージェンシー広報室の発表によると、現在、プロジェクトのフィジビリティ・スタディーの予備作業が終わろうとしている。既にガスプロム・エクスポルト社とのLNG輸出の代理店契約は締結済みだ。

11月初めに既存の小型工場からモンゴルに第1便(36トン)が出荷された。荷主はモンゴル企業UB Metanで、ウランバートルの市内交通機関の燃料として使われる。

LNG社はこれまでに、ヤクーチア産ガスのアジア太平洋諸国への輸出拡大のための投資家になりうるシンガポール、中国、韓国の企業と商談を行ってきた。(EastRussia 11月26日)

 

◇モンゴルにロシアからの援助として戦闘機供与

モンゴルは26日、ロシアが軍事技術支援の枠内で提供したMiG-20UBを受け取った。

モンゴル独立宣言日(共和国宣言日)に行われたセレモニーには、モンゴル空軍のスフバイト第一副参謀長を団長とするモンゴルの政府関係者と、航空宇宙軍のザビト・ヘイルベコフ副総司令官を団長とするロシア代表団が出席した。

モンゴルとロシアの二国間協力の象徴とされるロシア製戦闘機は、スフバト第一副参謀長によれば、モンゴル空軍の空と国境での活動の効率を向上させるという。さらに、この戦闘機は、戦力アップとモンゴル空軍のパイロットのスキルアップのために活用されるという。(MONTSAME 11月26日)