モンゴルの畜産農家 仏からハイブリット牛輸入に前向き

2019年12月13日

エリナのささやき

夏のデンマークに行ってきました。“デンマークって、冬じゃないの”とおっしゃるでしょうが、詳しくは後で。▼最近の航空会社は経営が苦しいのか、スト情報を流さず集客に走るフランスの航空会社の対応とか、乗客を貨物のように扱う(一部の)客室乗務員の態度とか、“もう二度と乗るものか”と気分を害することしきり。新潟-台北便を運航する遠東航空が経営不振のため全運航を停止(「新潟-台北線13日から運航停止」新潟日報12月13日)したのも仕方なし、なのでしょうか。▼今日の海外ビジネス情報は、モンゴルの畜産農家がフランスからの交配種牛の輸入に前向き、など3題。▼行ったのは西オーストラリア州の南端にあるデンマーク。人口2558人(2016年)の小さな町ですが、美味いものがいっぱい。美しいものがいっぱい。牛もいっぱい。

海外ビジネス情報

◇モンゴルの畜産農家 仏からハイブリット牛輸入に前向き

「畜産業でのフランスとの協力のチャンス」というセミナーの出席者らは、モンゴルには集約型畜産が発展するための高いポテンシャルがあるという意見で一致した。

このセミナーにはモンゴル農業省の関係者、在モンゴルフランス大使館経済課の農業アドバイザー、フランソワ・ブラン氏も出席した。

モンゴルはフランスと同産業の振興で協力している。フランス側は精肉と牛乳加工のハイテク工場の輸出に前向きだ。一方モンゴルの企業は、フランスからのハイブリッド牛の輸入に関心を持っていることをモンゴル食糧・農牧業・軽工業省が発表した。

モンゴルのビジネスパーソンたちはセミナーの場で、ハイブリッド牛の輸入が、牛乳の増産につながると表明。さらに、セミナー出席者らは、輸入した家畜の環境順応が、集約型畜産業の振興をサポートし、放牧地の土壌の劣化と砂漠化の防止を強化することを確信している。(MONTSAME 11月29日)

 

◇「シベリアの力」パイプライン 中ロ首脳がテレビ中継でスタート

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席がテレビ中継でガスパイプライン「シベリアの力」の操業を開始させた。ガスはサハ共和国(ヤクーチア)のチャヤンダガス田とイルクーツク州のコビクタガス田から中国に送られる。

「ガスプロム、CNPC、工事下請け会社のエンジニア、建設作業員、社員の皆さんの高いプロ意識と期限前に遂行された素晴らしい仕事に心から感謝している」とプーチン大統領は述べた。

習主席はガスパイプライン工事を、両国エネルギー協力の象徴的プロジェクト、ロシアと中国の完璧な連携と互恵協力の手本だと称賛した。「パイプラインの操業の安全性と信頼性を第一にしなければならない。さらに、環境保護を特に重視し、クリーンで環境にやさしく、省エネで持続可能な開発のために、慎重に操業させることが重要だ」と習主席は述べた。

ロシア産天然ガスの東ルートに関する契約は、ガスプロムとCNPCが2014年5月、30年分の署名している。ガスパイプラインの輸出力は年間380億立方メートル。パイプラインの総延長は約3000キロで、イルクーツク州、ヤクーチア、アムール州を通る。当初ガスパイプラインの稼働は12月20日予定されていたが、工事はそれよりも早く終了した。(EastRussia 12月2日)

 

◇甘其毛都口岸、年間貨物輸入量が2000万トン突破

ウラド税関によると、11月22日現在、甘其毛都口岸の年間貨物輸入量が初めて2000万トンを超え、全部で2008.79万トンに達し、前年同期比12.3%の伸びとなった。

甘其毛都口岸はバヤンノール市ウラド中旗に位置し、モンゴル国ウムヌゴビ県のガシュウン・スカイット口岸に隣接している。現在、この貿易ルートはモンゴル国の鉱産資源が輸出される際に最も経済的・便利なルートだと言われている。近年、バヤンノール市は高水準の対外開放を促進するという中央および自治区政府の意思決定を徹底して実行し、国家の「一帯一路」建設に積極的に取り組むほか、「正処級」(最高行政ポストが県長か処長)部門に相当する口岸管理委員会を設置し、輸入石炭加工企業協会を発足させ、「七進七出」貨物輸送ルートやスマート審査システムなどのインフラ設備の稼働を開始しことで、貨物取扱量が全国で最も多い道路口岸となっている。2018年、甘其毛都口岸の貨物輸送量は1908トンを達成し、自治区の対モンゴル貨物輸送総量の32%を占めており、輸出入貿易額は233.9億元で、自治区の対モンゴル貿易総額の71%を占め、中モ貿易総額の43%を占めている。

目下、甘其毛都口岸の貿易はますます多様化を呈しており、モンゴルから鉱産物の輸入から、電力、風力発電設備などのクリーンエネルギー、鉱物資源採掘用の機械、インフラ整備用の材料ならびに生活物資などの輸出にまで拡大した。11月22日現在、今年の貨物輸出量は57.23万トンに達した。(内モンゴル日報12月2日)