中国向けの新たなガスパイプラインがモンゴルを経由する

2019年12月17日

エリナのささやき

今朝は3カ月に1度、すっかり恒例化してきた耳鼻科通いでした。改善の兆しがない慢性めまい症に対しては、副作用がない程度の薬を飲んだり、目の運動をしたりするほか手がなさそう。「仕事が辛かったら、パソコンや書類をなるべく見ないよう診断書を出しますよ」とも言われたのですが、それでは全く仕事にならないし…。▼今日の日本海側のニュースは青森県から「訪日外国人観光客 本県認知度、台湾で高く」(東奥日報12月1日)。海外ビジネス情報は、ロシアからのガスパイプラインの西ルートの話題。モンゴルを通ることになる気配。▼プロペラ機から眼下に見えるのはモンゴルにあらず、西豪の羊の群れなり。

海外ビジネス情報

◇中国向けの新たなガスパイプラインがモンゴルを経由する

ガスプロムが一時的にアルタイ経由でロシアから中国に向かうガスパイプラインの工事を中断し、もっと長いモンゴル経由のルートに注力するかもしれない。モスクワでのロシア政府およびガスプロム幹部との協議で、モンゴルの首相が代替ルートの支持を表明した。アナリストの評価によれば、このルートの設計には1~2年を要し、工事にはさらに4~5年かかりかねない。そしてこの間にガスプロムはおそらく、資源供給基地の問題を解決できるだろうという。

ガスプロムによるモンゴル経由中国向けガスパイプラインの建設プロジェクトは、これまでに非常に懐疑的に受け止められてきたが、それが現実的な形を取り始めた。モスクワがプロジェクトに賛同したことを3日、モンゴルのフレルスフ首相が表明した。「モンゴル経由ロシア発中国向けのガスパイプライン建設プロジェクトにロシア側が賛同していることは、非常に喜ばしい。このプロジェクトの開始に今日、スタートの号令がかかったと理解している」とフレルスフ首相はメドベージェフ首相との会談の後、表明した。メドベージェフ首相は一切これについてコメントしなかった。この直後、フレルスフ首相とガスプロムのアレクセイ・ミレル社長が会談。そこでは、エネルギー協力の見通しが協議された。ガスプロム側はコメルサント・デイリーの取材に回答しなかった。

モンゴルトランジットは、アルタイ経由ロシア産天然ガス供給(最大で年間300億立方メートル)の代替案だ。この案(いわゆる西ルート)は2000年に入って以降、話し合いが続いている。この案の西シベリアのガスプロムの主要なガス田と中国国境の間の距離が特に短いからだ。しかも、これによって、ガスプロムは欧州の市場にも中国の市場にもガスを送ることができる。しかし、このプロジェクトはいまだに実現していない。そして2014年にはガスプロムと中国のCNPCはこれよりも「東ルート」を優先した。これは、「シベリアの力」ガスパイプラインのことを指し、同パイプラインは12月2日に稼働を開始した。(コメルサント12月4日)

 

◇アムール州の企業が韓国に大豆を輸出

ブラゴベシチェンスクで韓国の大手食品会社とANKホールディング社の間で食用大豆輸出の契約が締結された。第1便は遺伝子組み換えでない大豆4トンだ。

アムール州経済発展省の説明によると、輸出するのは州の大手大豆生産者の一つだ。同社はアムール州の4地区に4万ヘクタールを超える土地を所有し、そのうち3万3000ヘクタールが耕作地だ。年間の大豆収穫量は3万5000トン余り。

ANKホールディング社はこれまで、韓国にはベビーフード用の大豆精製油のみ輸出してきた。現在は品目も拡大し、製品は中国、北朝鮮、ベトナム、日本の市場にも入っている。(EastRussia 12月4日)